自分のやったことを自慢し、ひけらかしたくなるなら、その前に、自分がしたことの裏側にどれほど多くの人の助けがあったことかを考えるべきでしょう。
by 名取芳彦(なとりほうげん)
あなたは自分の成功体験をひけらかしたり、自慢したりはしていませんか?
見出しの言葉は、僧侶の名取芳彦氏の言葉です。
自分の成功体験や得意なことをひけらかしたり、自慢する人がいますが、その裏側にはどれだけ多くの人の助けがあったことかを決して忘れてはいけないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、つい人に自慢したり、見せびらかしたりしたくなることがありますよね。
自分が他人よりも得意なことや優れたものを持っているときや、何か成功体験をしたときに、「自分はこんなことができるんだ」とか「こんなモノを持っているんだ」などと、周りの人に見せびらかしたり、自慢したくなる気持ちはとても理解できます。
しかし、そうした得意なことや成功体験をした裏側には、多くの人の協力や助けがあったことを決して忘れてはいけません。
なぜなら、それは自分一人の力では決して成し得なかったからです。
例えば、スポーツやコンクールなどで良い成績を収めたとき、それをつい周りの人に自慢したくなってしまいますが、その前に自分が良い成績を収められた裏側には、サポートしてくれた人や、応援してくれた人がいたはずです。
そのことに感謝するとともに、あなた一人の力ではなかったことを決して忘れてはいけないのです。
もちろん、あなた自身も、良い成績を出すために一生懸命に努力してきたかもしれませんが、それを熱心に教えてくれた先生や、一緒に頑張ってきた仲間がいたからこそ、良い成績を収めることができたのは間違いありません。
あなたの家族だって、経済的にも精神的にもあなたを支え、協力してくれたことでしょう。
それを忘れて、「自分の努力の賜物だ」などと考えるのは、思い上がりであり、おごりなのです。
オリンピック選手がメダルを獲得したとき、インタビューでよく、サポートしてくれた先生や仲間、家族に感謝する言葉を述べている光景を見ることが多いですが、それは本当に心から感謝し、自分一人の力では成し得なかったことをわかっているからこそ、出てくる言葉だと思います。
何をするにしても、その成功の裏には必ず多くの人のサポートや助けがあったことは間違いないのです。
感謝の気持ちを決して忘れなければ、周りの人の思いに報いようと、もっと頑張って努力を続け、人間としても成長できるはずです。
自慢したくなる気持ちは理解できますが、あなたが自慢しなくても周りの人は、あなたを心から尊敬の目で見てくれますし、信頼してくれるはずです。
そして、あなた自身、感謝の気持ちを忘れずにいることで、もっと尊敬され、信頼されるようになるのです。
そのことを決して忘れないようにしましょう。
