悪い人を罰するのは神様の役目。私たち人間は許すことを覚えなくっちゃ。byエミリー・ブロンテ「嵐が丘」より
あなたは、迷惑な人に対して仕返しをしたことがありますか?
タイトルの言葉は、エミリー・ブロンテ作の小説「嵐が丘」の一節です。
人は生きていればいろんな人と出会います。いい人ばかりではなく、中にはルールを守らない人や悪いこと、犯罪めいたことをする人間もいます。
そういう人間を見つけたら、私たちは懲らしめてやりたいと思うかもしれませんが、絶対にそんなことをしてはいけません。そんなことは正義ではないのです。
悪い人間には悪いことをしても構わないという考えはとても危険です。
見た目には悪い行為に見えても、大切な人を守るためにやむを得ずやってしまった行為かもしれません。
たとえ本当に悪い行為だとしても仕返しをすることはもっと悪いことなのです。
そんなことがまかり通ったら、世の中は悪行で埋め尽くされてしまいます。
あなたがやるべきことは仕返しではなく、許すことです。
本当に悪い人間は、いつか必ず罰せられる時が来ます。
悪い奴がのさばって幸せに暮らせるほど世の中は甘くありません。
そんな人間は、周りの人間にも信用されないし、良い仲間が集まってくるはずがなく、結果的に幸せな人生など望めないのです。
悪い人間も目をつぶって許すくらいの心の広い人になりましょう。