偉人、著名人

ブランデーを飲んで酔った猿は二度と手をつけない。 人間よりはるかに頭がいい。

ブランデーを飲んで酔っ払ったことのあるアメリカザルは、もう二度とそれに手をつけようとはしない。
人間よりはるかに頭がいいということだ。
byチャールズ・ダーウィン

あなたは同じ過ちを繰り返していませんか?

見出しの言葉は、イギリスの生物学者 チャールズ・ダーウィンの名言です。
ダーウィン自身の研究をもとにできた名言であり、同じ過ちを繰り返す人間への強烈な皮肉を込めた言葉ですね。

ダーウィンは、生物学者であり、様々な生き物の生態を研究してきました。
その中の一つに、アメリカザルという猿にブランデーを飲ませて酔わせたところ、体調が悪くなり、その後、ブランデーを飲ませようとしても二度と手を出さなくなったという研究結果を導いています。
もしもこれが人間だったらどうでしょう。
また同じようにブランデーを飲み、酔っ払って体調を悪くする人間が数多くいることでしょう。
つまり、人間は猿と違って、同じ過ちを繰り返してしまうということです。

お酒だけではありません。
人間は歴史上、数多くの過ちを繰り返しています。
戦争やテロと言った醜い争いは、世界のどこかで現在でも続いており、歴史上、途絶えたことがありません。
人は皆、戦争が悪だとわかっているはずです。それなのに、それを繰り返しているのです。これほど愚かな生き物がほかにいるでしょうか?

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
いわば、過去もしくは現在の人類における過ちを、地球規模で正していこうという行動実践なのです。

もしもSDGsの目標達成が果たせないとすれば、同じ過ちを今後も繰り返していくということになります。
そうなれば、猿はもとより他の生き物よりも人間は愚かな存在ということになってしまいます。

人間は、他の生き物よりも高度な知識や技術を持った生き物のはずなのに、やっている行動は最も愚かな生き物ということになってしまうわけです。
同じ過ちを繰り返さないために、一人の人間として何をすべきかをよく考えてみましょう。

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