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愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る。by ナポレオン・ボナパルト

愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る。
by ナポレオン・ボナパルト

あなたはいつも何を語っていますか?

タイトルの言葉は、フランス革命期の軍人、革命家のナポレオン・ボナパルトの言葉です。
人が何を語るのか、いつの時間軸のことを語るのかによる違いについて述べた深い言葉ですね。

私たちが語る言葉には、それぞれ意味があるわけですが、いつの時間軸の話をするのかによっても違いがありますよね。
過去のことばかり話す人もいれば、未来の話ばかりする人もいます。
もちろん、現在の話をする人もいます。
人はだれでも、過去、現在、未来、いずれの時間軸についても話すことはあるわけですが、どの時間軸について話すことが多いのかは、それぞれ人によって異なります。

フランスの革命家 ナポレオンは、過去の話ばかりする人は愚人であると述べています。
過去は既に過ぎ去った時間のことですが、例えば、過去の栄光や成功体験などを得意げに自慢して話す人がいるとすれば、聞いている相手はうんざりしてしまい、その人を賢い人とは思わないはずです。
反対に、過去の失敗体験を長々と話す人も同じく、賢い人とはいえませんよね。

未来の話ばかりする人は狂人であると述べています。
未来はこれから訪れるであろう時間のことですが、未来は当然のことながら、何が起こるかわかりません。
「未来はこうなるんだ」と、まるで予言するかのように語る人がいるとすれば、それは良い意味でも悪い意味でも狂人ということになるわけです。
なぜなら、天才的な能力を持っている人は、現状を見据えた上で、未来を予知することができるとも言えるからです。

そして、現在の話ばかりする人は賢人と述べています。
賢い人は、今何をすべきか、何ができるかを理解しており、それを口に出すことで自分の心を奮い立たせ、人の心を動かすことを知っているからです。
そして、それが未来へとつながることを知っているからです。

あなた愚人ですか、賢人ですか。それとも狂人ですか?

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの17の目標は、言うまでもなく未来に向けての目標ではありますが、未来の理想の姿ばかりを追い求め、今何をやるべきかをおろそかにするようでは、賢明な人とはいえません。
未来の話ばかりするのは、前述したように狂人とも言えるからです。

未来を変えるためには、今何をやるべきかが重要になるわけで、何も行動せずにただ未来を語るだけでは、本当に狂人と言われても仕方ありません。

私たちにとって大切なことは、今行動を起こすことです。
それが未来を変えることにつながることを、常に認識しながら、今後も活動を継続していきましょう。

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