ことわざ

畏敬の念を起こさせるものには何であれ、嫉妬がつきまとうのが常である。

畏敬の念を起こさせるものには何であれ、嫉妬がつきまとうのが常である。
by古代ギリシャのことわざ

あなたには畏敬の念を抱いている人はいますか?

タイトルの言葉は、古代ギリシャのことわざです。

畏敬の念とは、崇高なもの、偉大な人を畏れ敬う思いのことを言います。
つまり、尊敬という言葉よりも深く、あこがれの存在、雲の上の存在とも言える人のことです。

畏敬の念を抱かれるような人物とは、人によっては、偉大な経営者であったり、学者であったり、スポーツ選手だったりと、人それぞれ違います。
しかし、ほとんどの人々から尊敬され、あこがれの存在であることは間違いないでしょう。

そのような人は、多くの場合、羨望の眼差しで見られるような存在ですが、全ての人々にそう思われているわけではありません。
一部には、嫉妬の感情を持っている人も必ずいるのです。
嫉妬といっても、「いつかその人に追いつき、追い抜く存在になる」という前向きな嫉妬もあれば、「いつかあいつを陥れてやる」という悪意に満ちた嫉妬もあります。

いづれにしても、畏敬の念を抱かれる存在になれば、少なからず嫉妬心を抱く人物が周りにいるということは心得ておいた方がいいと思います。

もっとも、「畏敬の念」を抱かれるような存在になれる人は、ごくごく一部の人だけかもしれません。
誰かに嫉妬される存在というのは、幸福の一つの形なのかもしれませんね。

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