コラム(つぶやき)

真面目に堅実な人は本当に幸福なのか?

真面目で堅実な人間って?
あなたはそんな人生で幸福なの?

あなたは真面目で堅実な人間ですか?

真面目で堅実。この言葉を聞いて、悪い印象を持つ人はほぼいないでしょう。
こんな人が社会に出れば、周りの人からは信頼されるし、人に嫌われることもないでしょう。しかし、本当にそれで良いのでしょうか?

真面目で堅実な会社員を例に上げてみると、遅刻はしない、残業も嫌がらずにやる、会社のルールをきっちり守って仕事もサボることなくしっかりとこなすような人だと思います。
こんな人は、組織のトップ、社長からは好かれます。社長から見れば、真面目に命令どおりに動いてくれるので、本当にありがたい存在なのです。

しかし、人間は、機械でもなければ道具でもありません。
感情や理性や夢や希望を持って生きている尊い存在なのです。
真面目で堅実な社員は、もし会社が誤った選択をしたり、理不尽な仕事を押し付けられても、それをきちんと遂行してしまう可能性があります。
真面目で堅実が故に、それが正義だと信じて疑わないからです。
会社の中にいれば、集団心理が働き、組織のルールが正しいかどうかの判断力も失ってしまう恐れがあるのです。
そうなれば、そういう社員は会社とともに泥沼に沈んでしまうことにもなりかねません。

真面目で堅実なことが悪だと言うつもりはありませんが、あまりにも真面目すぎることは考えものです。
たとえ平社員であっても、時には社長に物申すくらいの気概がないと、これからの世の中、生き残っていくのは難しいかもしれませんよ。

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