他人と一緒でありたいという意識は、もうやめた方がいい。それでは、存在している意味がありませんから。
by 伊藤洋一
あなたは、他人と同じ考え、行動をとってはいませんか?
見出しの言葉は、経済評論家で作家でもある伊藤洋一氏の言葉です。
他人と一緒でありたい、同じ行動をとりたいという意識は捨てたほうが良いと述べた深いメッセージですね。
私たちは、人生の中で、他人と同じでありたいという意識になることがありますよね。
みんながやるから自分もそれに従うという考えになってしまうことがあります。
社会で生きていくためには、一定のルールや秩序があり、それに従わなければならないのは当然のことですが、そうではなく、自分は本当はやりたくないけれども、相手の意向に合わせてしまったり、気が進まないのに、みんながそうするなら自分も合わせてしまうことがあります。
例えば、レストランで食事をする際にも、本当は食べたいものがあるのに、他の人たちと同じメニューを頼んでしまったり、本当はゆっくりと休みたいのに、他の人に合わせて出かけていくなんて経験は誰もがあることと思います。
「みんなと同じがいい」とか「他の人に従っていく」なんて考えは、生きていくうえで、捨てたほうがいいのです。
自分が他の人と同じ考えや欲望であれば、同じ行動をしても構いませんが、他の人と異なる考え、欲望を持っているのであれば、他の人に無理に合わせる必要なんてないのです。
常に他人に合わせているのでは、自分が楽しめませんし、つまらないと思うはずです。
人生において、自分が本当にやりたいことを自分が決めて行動するなんて、当たり前のことです。
「他人は他人、自分は自分」と割り切って、自分の持っている欲望や考えに沿って生きていくようにしてください。
自分が他人と異なる考えや行動をしても、責められることはほとんどありませんし、もしも責められたとしたら、そんな人たちとは関わらなくてもよいのです。
自分は自分らしく生きるのが本来の人生のあり方であり、理想的な生き方なのです。
いつも誰かに気を使って、他人と合わせたり、みんなと同じがいいなんて考えは捨てて、堂々と自分らしい生き方をしてください。
それこそがあなたの魅力であり、存在価値と言えるのですから。