被害者ではなく、人生のヒロインでありなさい。
by ノーラ・エフロン
あなたは、いつも被害者のような顔をしていませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの脚本家で映画監督でもあるノーラ・エフロンの言葉です。
脚本家、映画監督らしい言葉として、胸に刺さる深い名言ですね。
私たちの人生、生きていればいろんなことが起きますよね。
楽しいことや喜ばしいことももちろん起こりますが、悲しいことやつらいこと、苦しいことの方が断然多いような気がして、毎日ため息をつきながら生きている人も多いかもしれません。
楽しいことも人生、悲しいことも人生です。
人生なんてそんなものです。
人生の中で、「なぜ自分だけこんな目に遭うのだろう」とか「あの人はいつも楽しそうで羨ましい」などと、落ち込んだり、他人を羨んだりしても仕方ありません。
それに、自分だけが被害者だと思い込むことも、はっきり言って間違いです。
他人には、その人の人生があり、その人が普段どんな生活をしているのかなんて、他の人には見えないものです。
本当はつらいことがたくさんあるのに、毎日明るく振る舞っているだけかもしれませんし、苦しみを顔に出さずに隠しているだけかもしれません。
被害者面する人生ではなく、人生のヒロインになりましょう。
映画の主人公も、最初は恵まれなかったり、悲劇のヒロインだったのに、最後には成功してハッピーエンドになるのは映画の世界ではよくある話です。
私たちも、できればそういう気持ちで生きていきましょう。
私たちは、自分の人生の主人公です。
そして、原作も脚本も監督も兼ねて、人生を自分の好きなようにプロデュースすることができる唯一の存在です。
自分が映画の中の主人公になったつもりで、人生を楽しみましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、映画製作と同様、一大プロジェクトです。
大勢のスタッフ、キャストが一致団結して、一つの目標に向かって行動をするという意味では同じと言ってもいいかもしれません。
SDGsの行動を実践している最中、もしもうまく行かなかったり、失敗するようなことがあったとしても、まるで被害者のように落ち込む必要はありません。
私たちは、困難な課題を解決しようと、大きなプロジェクトを動かそうとしているわけですし、思いどおりに進まないことは想定内です。
みんなで協力し合いながら、一つの目標に向かって一心不乱に取り組んでいくことは、間違いなくあなたの心を成長させ、大きなものを得るに違いありません。
自分が主人公になったつもりで、ゴールに向かって突き進みましょう。