自分のためだけにする努力よりも人の幸せのためにする努力の方がやる気が出る。
by 似鳥昭雄
あなたは、誰かの幸せのために努力していますか?
タイトルの言葉は、株式会社ニトリの創業者の似鳥昭雄氏の名言です。
現在も急成長を続けている会社の経営者として、人生の教訓にも通ずる深い名言ですね。
努力とは、自分が成長するため、自分の技術や能力を高めるためにするものですが、もしもそれが誰かの幸せにつながると考えられれば、こんな嬉しいことはないですよね。
私たちは、生きている間、いろんな努力を積み重ねていきます。
子供の頃には勉強や運動に努力を重ねてきたことでしょうし、社会人になってからも、早く仕事を覚えようと努力を重ねてきたことでしょう。
仕事だけではなく、自分をもっと高めようと、ボランティア活動や資格取得に努力してきた人もいることでしょう。
こういった努力は、自分自身のためにやっている場合もあるかもしれませんが、たいていは、自分以外の誰かの幸せに貢献しています。
仕事をするということは、誰かを幸せにするため、誰かを喜ばせるための行動です。
人を不幸にする仕事というのはこの世に存在しないのです。
また、勉強するということは、自分自身が将来、社会の役に立つ人間になるためにする行動であり、自分のための努力が、結局は誰かを幸せにすることにつながっているというわけです。
人を幸せにするためと考えながら努力をしている人は少ないかもしれませんが、努力とは結局は誰かを幸せにすることなのかもしれませんね。
社会人として仕事をする際にも、誰かを幸せにしているのだという思いを馳せながら、仕事に励むことができれば、やる気もみなぎってくることでしょう。
また、儲けることではなく、誰かを幸せにしたいというコンセプトの会社は、きっと自然と成長していけるはずです。
「人を幸せにする」
そんな気持ちをずっと持ち続けながら、今後も生きていきたいものです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、誰かを幸せにするための活動そのものです。
SDGsの目標に掲げられている、例えば貧困、飢餓、人権侵害、環境問題、健康や教育問題など、すべての目標が人間にとって不幸な出来事、状況を改善していこうとするものなのです。
そう考えると、SDGsの活動は何と素晴らしい尊いものであることがわかりますし、SDGsの活動をすることそのものが幸せな活動であることがうかがえます。
さあ皆さんも、自分の幸せのためにもSDGsの活動を始めてみませんか?