荒馬の轡(くつわ)は前から by日本のことわざ
あなたは、困難にぶつかったとき、どんなふうに立ち向かいますか?
タイトルの言葉は、日本のことわざです。
「どんなに荒れている暴れ馬であっても、難しく考えずに正面から轡(くつわ)をはずそうとすると、案外たやすく取ることができる」という意味です。
私たちは、困難な課題に直面すると、知恵を絞って、どうやって乗り越えるかをあれこれ思案します。しかし、そんなに難しく考えずに堂々と正面からぶつかれば意外と簡単に解決できることがままあるのです。
あまり考えすぎても良い知恵が浮かぶとは限りませんし、考えすぎて出した答えが返って危険な場合や、もっと難解にしてしまうこともありえます。
下手な小細工などせずに、正々堂々と正面から困難に立ち向かった方が、案外うまくいくことが多いのです。覚えておくと良いでしょう。