謙虚に他者から学び、常に自らを磨きつづける。目標には期限を決めて全力投入し、完全燃焼する。
by 山下泰裕
あなたは、夢や目標に向けて、どんな行動をしていますか?
見出しの言葉は、柔道家でオリンピック金メダリスト、JOC(日本オリンピック委員会)の会長を務めた山下泰裕氏の言葉です。
夢や目標達成のために必要な心構えを、わかりやすく情熱的に述べた深いメッセージですね。
私たちが夢や目標を持ち、それを達成するためには相当の努力をしなければならないわけですが、山下泰裕氏はそれをわかりやすく述べています。
まず初めに、謙虚に他者から学ぶことが求められます。
すでに目標を達成した人や、自分よりも優れた技術や能力を持っている人から、どうすれば良いのかを謙虚に教えてもらうということです。
目標を達成していない人や批判ばかりする人の声などは、何の参考にもならないので、聞く必要はありません。
目標を達成できた人の考えや行動は、その人が経験し、蓄積されている能力、技術であり、必ずあなたの参考になるはずです。
そんな優れた人から教えを請うことはとてもためになるはずです。
そして、その教えをもとに、自分自身も同じようにやってみたり、参考にしたりして、自分の能力、技術力を高めていくのです。
それともう一つ大切なことは、目標や夢には期限を設けてください。
1年後とか3年後など、その夢、目標を達成したい期限を決めることで、それまでに自分は何をするべきかの行動計画を立て、それに全力投入して努力を重ねていくというわけです。
そうすれば、夢や目標を達成できる可能性が高まります。
ぜひ参考にしてみてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成のためにも、今回の名言は参考になります。
まずは、目標実現のために、優れた知識や能力を持っている人から謙虚に学ぶことから始めてみましょう。
直接人からではなく、本などを参考にしても良いと思います。
そして、それを参考にして、自分自身もやってみるわけです。
単に知識を得るだけでは何も変わりませんので、具体的に自分でやってみることが大切です。
そして、SDGsには目標達成の期限を決めることも大切です。
SDGsの目標年次は2030年ですが、その年にこだわる必要はありません。
それよりも早くても遅くても構わないのです。
期限を決めてそれに全力投入する。その気持ちが大切になるのです。