神の前において、私たちは平等に賢く、平等に愚かである。
by アルベルト・アインシュタイン
あなたは自分を愚かな人間だと思い込んではいませんか?
タイトルの言葉は、ドイツの理論的物理学者 アルベルト・アインシュタインの言葉です。
私たち人は、神様の前では平等に賢く、平等に愚かなのだと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生においては、数多くの人との出会いや付き合いがあるわけですが、能力の高い人もいれば、そうではない人もいますよね。
人間は平等ではなく、何て不公平なのだろうとため息をつきたくなることがあります。
しかし、アインシュタインは、神様の前では、人間は平等に賢く、平等に愚かなのだと述べているのです。
誰もが知る偉大なる理論的物理学者 アインシュタインの述べる言葉ではありますが、この言葉には納得できないと思われる人も多いかもしれません。
人間は決して平等ではなく、能力も生まれつき差があるものだと感じることが多々あるからです。
それでも冷静になって考えてみると、人間の能力というのは、みな平等なのかなと思えることもあります。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんを見て、「この子は賢いけれど、この子は愚かな子だ」と思う人は誰もいませんよね。
つまり、人間は全ての人が同じ能力で生まれてくるはずです。
人間の賢さとか愚かさというのは、その後の生き方や人との出会い、環境によって人それぞれ変わってくるわけで、後天的な影響であることは間違いありません。
とは言っても、それぞれの能力にものすごい差があるわけではなく、人としての能力はそれぞれが似たり寄ったりであることは間違いありません。
偉大な学者やスポーツ選手などの成功者と比較して、決して自分は劣っている人間ではないことは、忘れないようにしてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を実行するかどうかは、人間の賢さ、愚かさとは関係ありません。
SDGsの活動をしている人間が賢く、していない人間が愚かだとか、決して思わないようにしてください。
SDGsに関心があるかどうかは、人との出会いや生きている環境、どんな学習をしてきたかに影響するわけで、人間の賢さとは関係ないのです。
人間は皆、平等であることが大切で、そのために自分は何をするべきかを考え、行動できるような人間になりたいものですね。