目を向けなきゃいけないのは、自分のことを嫌う人の数ではなく、自分のことを好いてくれる人の数。
by 西野亮廣
あなたは自分を嫌っている人のことのことばかり気にしていませんか?
見出しの言葉は、お笑いコンビ キングコングのメンバーで、絵本作家、俳優、お笑い芸人としても活躍している西野亮廣氏の言葉です。
人生で大事なことは、自分を嫌う人のことではなく、自分を好いてくれる人のことだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、他人から嫌われることを恐れてしまいます。
「なぜ私はあの人から嫌われているんだろう」と、気分が落ち込んでしまい、自分の何が悪かったのだろうと思い悩んでしまうことがあるわけです。
もしも、周りにいる人全員に嫌われていると感じるのなら、自分の生き方を考え直したほうがいいかもしれませんが、自分を好いてくれる人が他にいて、一人か二人に嫌われているからといって、そんなに落ち込むことなんてありません。
なぜなら、私たちはすべての人、100%の人に好かれるなんて不可能だからです。
あなたがその人からなぜ嫌われたのか、その人なりに理由があるわけですが、あなたの能力に嫉妬しているのかもしれませんし、あなたとは気が合わないと思い込んでいるのかもしれません。
もしもそうだとしたら、気にする必要もありませんし、あなた自身、どうすることもできないわけです。
また、あなたの言動に憤慨しているとしても、相手がそれを伝えてくれなければ、自分としては知りようがありませんし、伝えてくれた場合には、それを反省すれば良いだけのことです。
いずれにしても、100%の人間に好かれることなんてあり得ないことなので、そんな人のことは気にせずに、自分を好きになってくれた人のことを大事にしてあげてください。
あなた自身も嫌いな人がいるはずです。
その相手から自分がどう思われようと、気にならないはずです。
だったら、自分を嫌う人のことなんて、気にしなくても良いのです。
自分を嫌う人のことが気になるのは、あなたがその人のことを好きだからです。
そうだとしたら、一度だけ優しく接触してみて、それでもダメならば、しばらく様子を見るか、あきらめるしかないと思います。
歌手などの芸能人は、自分を嫌う人の数よりも、自分を好きになってくれる人の数によって、人気のバロメータになります。
常に好きになってくれる人を大事にするという気持ちを忘れないようにしたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際に大事にすべきなのは、自分たちの活動を批判したり、悪口を言ってくる人のことではなく、同じ志を持ち、一緒に活動している仲間たちであることはいうまでもありません。
批判や悪口ばかりで、何も行動しない人たちのことを気にする必要なんてないのは、言うまでもありません。
私たちは、未来の地球や人類のために、積極的に行動しているのですから、自分を誇りに思いながら、今後も活動を継続していってください。