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清潔にするという行為が、集中力を生んだり、自己嫌悪をなくしたりする。

清潔にするという行為が、集中力を生んだり、自己嫌悪をなくしたりする。
by村上龍

あなたは、常に身の回りを清潔にしていますか?

タイトルの言葉は、小説家 村上龍氏の名言です。
清潔にすることの大切さを述べた深い名言ですね。

私たちは、子供の頃から「清潔にしなさい」と言われ続けてきました。
親からはもちろん、学校でも先生から言われ、現に学校でも清掃活動をやってきたわけです。
清潔にすることは、教育の一環としての意味もあるわけで、それを子供の頃から身につけてきたのです。

ところが、大人になると整理整頓や掃除をほとんどやらなくなってしまう人が数多くいます。
職場の自分の机の上は書類でいっぱいになり、何がどこにあるのか探し出すのも大変です。
また、自宅の自分の部屋も散らかし放題で、足の踏み場もないような状況で生活している人もいるわけです。

整理整頓や掃除すらできない人が、豊かで充実した暮らしをすることなどできるはずがありません。
自分の部屋や机の状態が、自分の心の状態だと言っても過言ではないのです。

きれいに清掃され、整理整頓された状況は、心を集中させるのみならず、感情をも安定させる効果があります。
ごちゃごちゃしている状況のほうが落ち着くという人がいますが、それはその人の心の状態がだらしなく、ごちゃごちゃしている証でもあります。
自分の身の回りくらいは整理整頓し、清掃するくらいの行動は、人として最低限のマナーとして心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動を始める前に、自分の身の回りの整理整頓、清掃を始めてみましょう。

SDGsは、社会貢献活動でもあります。
自分の身も回りの整理整頓もできない人に、社会貢献のための活動などできるはずがありません。
まずは、自分自身を律する気持ちが大切であり、その上で誰かを幸せにする活動、喜ばせる行動ができるのです。
心構えとして決して忘れないようにしましょう。

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