負けることは最悪の失敗ではない。真の失敗とは挑戦しないことである。
by ジョージ・エドワード・ウッドベリー
あなたは、失敗することを恐れてはいませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの詩人 ジョージ・エドワード・ウッドベリーの言葉です。
負けることは最悪なことではなく、挑戦しないことが本当の失敗なのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、何かに挑戦して負けてしまうことがありますよね。
例えば、スポーツや芸術の大会に挑戦したけれど、良い成績を収められなかったり、試験を受けたけれども不合格になってしまうこともあります。
負けてしまったり、うまくいかなかったりすると、私たちは落ち込み、悔しい気持ちになってしまうわけですが、まずは挑戦した自分を褒めてあげましょう。
うまくいかなかった悔しい気持ちを糧にして、また次回、頑張って挑戦すればよいのです。
うまくいかなかったこと、負けてしまったことは、本当の失敗ではありません。
本当の失敗とは何も挑戦しないことです。
「どうせ無理だ」とか「うまくいくわけがない」などと、挑戦する前からうまくいかないと決めつけ、何も挑戦しない人のほうが、よっぽど恥ずかしいですし、それこそが真の失敗です。
挑戦しないということは、努力もしないでしょうし、最初から負けを認めているようなものなので、そんな情けないことはありません。
何かに挑戦するということは、「きっとうまくいく」と信じて、努力をしているはずです。
つまり、挑戦してうまくいかないことと、初めから挑戦しないこととは、雲泥の差があるのです。
「うまくいかなかった」という結論は同じでも、心の状態、行動力はまるで違います。
何かに挑戦するということは、実行力、行動力、勇気の表れなので、例え失敗しても、落ち込むことはありませんし、むしろ誇りに思うべきです。
困難なことに立ち向かう気持ちを常に持ち続けながら、今後も生きていきたいものですね。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動も、未来の地球と人類のために、困難な課題に取り組むことなので、一つの挑戦と言えます。
「自分一人ではどうしようもない」とか「こんな活動をしても無駄だ」などと思い込み、何も活動しない人が数多くいるわけですが、何も行動しない人に、そんな無責任なことを言われる筋合いはありません。
たとえ自分一人、もしくは小さな団体だけで行動していたとしても、決して無駄なことではありませんし、少しでも社会を良くしようと頑張って活動しているのですから、とても立派で尊い行動です。
このことを誇りに思いながら、今後も地道な活動を続けていきましょう。
