「自分は正しい」と思ってしまうと、その瞬間から他人の話を聞くことができなくなり、成長が止まります。
by 栗山英樹
あなたは自分は正しいと思い込んではいませんか?
見出しの言葉は、WBCで日本代表を世界一に導いた野球指導者で、監督、プロ野球選手としても活躍した栗山英樹氏の言葉です。
「自分は正しい」と思ってしまうと、他人の話さえ聞けなくなってしまい、成長が止まってしまうのだと述べた深いメッセージですね。
人はそれぞれ、固定観念や思い込みを持ちながら生きています。
自分が生まれ育った環境や、学んできたこと、興味、関心があることなどが人によってそれぞれ異なり、自分が正しいと思うことや、自分がやるべきことなど、人ぞれぞれ異なるのは当然のことです。
したがって、固定観念や思い込みが全くない人など存在しないのです。
固定観念、思い込みを持つことが自然だとしても、「自分は正しい」と絶対的に信じ込んでしまうのはとても危険です。
自分の考えや行動と異なる人が現れたときに、それを全否定してしまうことになってしまい、他人の話を聞かなくなってしまう可能性が高まってしまうからです。
例えば、スポーツをする場合、技術や能力向上のために努力をすることが大切ですが、人によってトレーニング方法や練習の仕方などが異なることがあります。
その場合、これまでに自分の経験に基づいて実践してきたことが絶対に正しいと思い込み、他の人のやり方を全否定してしまうことがあるかもしれません。
自分がこれまでにやってきたことで、能力向上につながってきたのだから、自分は絶対に正しいと思い込んでしまうことがあるわけですが、違う方法を取り入れることで、より向上したり、異なる技術力が増えたりして、より能力アップにつながることはよくある話です。
自分とは異なる考えの人を、全て間違いだと決めつけてしまえば、それ以外のやり方を知ることができず、成長が止まってしまう恐れが高まってしまうのです。
自分に思い込みがあるとしても、他人の意見を全否定するのではなく、「そんな考えもあるのか」とか「ちょっと取り入れてみようかな」くらいの心の余裕も大切です。
それを取り入れてみて、自分に合わなければやめればよいわけで、全て自分が絶対に正しいのだと思い込んでしまうのはとても危険だということは覚えておきましょう。
人はそれぞれ、いろんな環境で生きてきて、それぞれが多種多様な人生を歩んでいます。
世の中にはいろんな考えがあり、いろんな行動があることを意識し、何事も柔軟に対応したり、考えたりすることが、楽に生きられるコツかもしれません。
「自分が絶対に正しい」という思い込みを捨て、柔軟な考えができる人を目指しましょう。
