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明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは。by親鸞聖人

明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは。
by親鸞聖人

あなたは今日すべきことを明日に引き延ばしていませんか?

タイトルの言葉は、浄土真宗の宗祖 親鸞聖人の詠んだ和歌です。
この和歌の意味は、「今美しく咲いている桜を、明日も見ることができるだろうと安心していると、夜半に強風によって散ってしまうかもしれない」ということです。
今日やるべきことを、「明日がある」とか「明日やればいい」などと考えて、引き延ばしてばかりいると、何かのトラブルで結局はできなくなってしまう可能性があります。
今できることを精一杯やるべきだという教訓です。

私たちの人生、明日はどうなるか誰にもわかりません。
突然の事故や災害に巻き込まれてしまう可能性が決してゼロではないのです。
日本では地震などの天変地異による災害が多く発生しており、突然の災害で命を落としてしまう人が毎年おられます。

明日はどうなるかわからない、明日生きているかどうかもわからない世の中です。
今、生きていることに感謝し、今できることを精一杯に大事に生きていくという心構えを忘れないようにしたいものです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。

SDGsの目標達成について、私たちは、今、行動を起こさなければ目標を達成することはできません。
「明日から始めればよい」などと考えてはいけないのです。
そんな考えでいると、明日になればまた次の日に延ばせばいいという癖がついてしまい、結局は先延ばしにしてしまうのです。

行動を開始すれば、それがきっかけになってモチベーションが上がり、毎日続けられるようになれる可能性が高くなります。
何もしない状態から一歩踏み出すことが、始まりのきっかけになるわけです。
一人で始めるのが困難ならば、仲間を呼んで一緒に始めるのも良い方法です。

未来の地球と人類のため、私たちに何ができるのか、何をすべきかを考え、明日に引き延ばすのではなく、今すぐ行動を実践していきましょう。

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