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人は、嘘つくし、裏切るし、離れていくし。それは自分も同じだし。どっちが悪い?

人は、嘘つくし、裏切るし、離れていくし。それは自分も同じだし。どっちが悪いということもなし。
by小池一夫

あなたは、人に裏切られたことがありますか?

見出しの言葉は、漫画原作者で作家の小池一夫氏の名言です。
人間関係の儚さを述べた深い名言ですね。

私たちは、人生の中で数多くの人々との出会いと別れを繰り返します。
中には長く付き合える人との出会いもありますが、ほとんどの人とは、深い付き合いにならずに別れていくものです。

そして、時には裏切られたり、嘘をつかれたり、ひどい仕打ちに合うこともあり、眠れぬほど悩んだり、心が落ち込んだりすることも多々あるわけです。
相手に対して、「何てひどい奴だ」と怒りを覚えることもあることでしょう。

しかし、よく考えてみてください。
あなた自身は、人に嘘をついたり、裏切ったりして、自分から相手と距離を取るような態度をとったことはないでしょうか?

性格的にどうしても好きになれそうもない人や、気が合わないと感じる人には、嘘をついたり、裏切るような態度をとったことは、だれでもきっとあるはずです。

本来ならば、周りの人々全員と良好な関係を持つことが理想ではありますが、人間関係はそう簡単ではありません。

人はそれぞれ、性格も考え方も異なり、自分にとって好きになれる人となれない人、気が合う人と合わない人がいるのが、世の常です。
全員と平等に同じような良好な関係を築くほうが困難だと言えます。
それは自分自身も、周りの人々も皆同じだということです。
つまり、相手が悪いとか、自分が悪いとかではなく、人間とはそういうものだと割り切って生きていくしかないのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
人間は、それぞれの地域、社会で生きているので、考え方や目標が異なるのは当然のことです。
そして、それぞれの社会で自分の信念に基づいて生きているわけです。
そのため、もしかしたら人に裏切られたり、嘘をつかれたり、自分から離れていく人が現れるかもしれません。
しかしそれは、その人の考え方、信念に基づいて行った行動なので、その人を責めたり、非難するようなことは慎まなければなりません。
人はそれぞれ、自分の人生を生きています。
他人からとやかく言われる筋合いではないのです。

嘘や裏切り、別れというのは人間社会の宿命であることを認識し、これからも自分なりに精一杯生きていくしかないのです。

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