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「忙しい」と「疲れた」は自慢にならん。by吉田茂

「忙しい」と「疲れた」は自慢にならん。
by吉田茂

あなたは、「忙しい」とか「疲れた」などと口に出していませんか?

タイトルの言葉は、元内閣総理大臣 吉田茂の名言です。
口に出してはいけない言葉として、胸に刺さる深い名言ですね。

私たち人は、決して口に出してはいけない言葉というものがあります。
他人の悪口や不平不満、相手を侮辱するような言葉を発すると、その後、物事が良い方向へ進むわけがないのです。
吉田茂は、それ以外にも「忙しい」とか「疲れた」という言葉も口に出してはいけないと述べています。
特にネガティブな言葉というわけではないのに、なぜダメなのでしょうか?

「忙しい」という言葉を発すると、それは、その人には何も依頼できないことを意味します。
つまり、「今、忙しいから他のことは何もできない」といっているのと同じで、誰もその人に仕事を依頼できないことを意味してしまいます。
したがって、新たな仕事を受注できたかもしれないのに、それを失ってしまう、つまりは機会損失となってしまうわけです。
「忙しい」という言葉の裏には、自分は頼りにされているのだと思い上がっている言葉だとも言えるのです。
また、自分は要領が悪く、仕事が遅いから手が回らない状況で、「自分は仕事ができない」人間だと言っているようなものなのです。

「疲れた」という言葉も「忙しい」とよく似ています。
人は、「疲れた」と言われてしまうと、「どうかゆっくり休んでください」と言いたくなります。
したがって、「忙しい」という言葉同様、疲れてしまったその人には仕事を依頼できないのです。
「疲れた」という言葉には、「自分はよく頑張った」という自画自賛の感情が含まれており、そんな言葉はあえて口に出す必要はないのです。
頑張ったかどうかは、周りの人が見ているので、「疲れた」と、あえてそれをアピールするようなことを言うのは、あまり賢い人とは言えないのです。
「忙しい」とか「疲れた」などと言う言葉は、極力言わないように気をつけましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、行動実践を伴って初めて効果を発揮します。
ただ単に、美辞麗句を並べ立てるだけでは何にもならないのです。
言葉ではなく、行動実践そして継続、決して忘れないようにしましょう。

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