カネ欲しさに野球をやる人は、決して本物にはなれないでしょう。
by王貞治
あなたは、お金目当てで働いていませんか?
タイトルの言葉は、プロ野球選手で監督も務めた王貞治氏の名言です。
ホームラン王が述べた深い名言ですね。
私たち人は、大人になれば、生きていくために仕事をするわけですが、あなたはどんな気持ちで仕事に向き合っていますか?
食べるためだけで仕事を選んでいる人はあまりいないと思いますが、「もっとお金を稼ぎたい」とか「お金持ちになりたい」という気持ちで仕事をしているとしたら、考え直したほうがいいかもしれません。
もちろん仕事をするということは、お金を稼ぐことと密接に関連するのですが、お金を稼ぐことが目的になってはいけないということです。
仕事とは、誰かの役に立つこと、誰かを喜ばせること、つまり社会貢献をするということです。
世の中にある仕事は、すべて社会貢献につながっているのです。
つまり、自分のやっている仕事が、社会にどんな役に立っているのか、誰を喜ばせているのかを真剣に考えながら仕事に取り組まなければなりません。
その社会貢献の果実としていただくのが報酬や給与だと考えれば、自ずと自分のやるべきことがわかってくるはずです。
仕事が、単にお金を稼ぐための手段となっては、本物の職業人とは言えないのです。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
つまりSDGsの行動実践は、まさに社会貢献の行動そのものなのです。
私たちの行動が誰かの役に立つ行動であり、誰かを喜ばせる行動だとすれば、それらの行動はすべてSDGsの行動だと言えるのかもしれません。
お金欲しさにSDGsの行動をする人はいないと思いますが、目的やゴールを見失ってしまい、途中でやめてしまう人はいるかもしれません。
未来の地球と人類のため、私たちが何をすべきか、何ができるのかを真剣に考え、行動を継続していきましょう。