偉人、著名人

たとえ話しかけている相手が聞いていないように見えても、じっと我慢。

たとえ話しかけている相手が聞いていないように見えても、じっと我慢。耳に小さな綿毛が入っちゃっただけかもしれないから。
byアラン・アレキサンダー・ミルン

あなたは、もし相手が自分の話を聞いていないとわかったら、どう思いますか?

見出しの言葉は、イギリスの児童文学作家 アラン・アレキサンダー・ミルンの名言です。
児童文学作家らしい、かわいらしい表現の深い名言ですね。

私たちは、誰かと会話をしているとき、自分が一生懸命に話をしているのに、相手が自分の話を聞いていないと感じることがあります。
相手の表情が上の空だったり、生返事だったり、ときには返事すらしなかったり、退屈そうな顔をしたりするなど、明らかに相手は自分の話を真剣に聞いていないと感じることがあります。

そんなとき、あなたはどう思うでしょうか? 
きっと腹が立ちますよね。がっかりする人もいるでしょう。
しかし、そんなことで腹を立てたり、がっかりしないでください。

なぜなら、まず人間の集中力には限界があります。
一生懸命に聞こうと思っていても、長時間それを持続することは無理です。

それに、話の内容が、あなたには興味深い内容であったとしても、相手にとってはそれほど興味のある話題ではないかもしれません。
人間の関心事は人それぞれ異なるのは当たり前です。

また、相手の体調がすぐれなかったり、眠い状況かもしれません。
つまり、相手に落ち度があるわけではないのです。
だから、相手が自分の話を真剣に聞いていなかったとしても、落ち込む必要なんてないのです。

あなた自身にも、誰かの話を真剣に聞いていないことがあるはずです。
その理由は、先述したようにさまざまで、最初は真剣に聞こうとしたけれど、何らかの理由で真剣に聞こうという気持ちが薄れてしまうのです。
ということは、相手にもそれを求めてはいけないということなのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動実践は、自分たちの思いや考え方が反映されたものであり、誰かに強制されたわけではありません。
そして、その目標や行動を積極的に情報開示することが大切です。
しかし、自分たちが情報開示したとしても、皆がそれに関心を寄せて、評価してくれるわけではありません。
あまり見てくれない、聞いてくれない人も中にはいるはずです。
そうすると、自分たちが行動する意欲が萎えてくるかもしれません。
それでも、私たちは行動を継続しなければなりません。
誰かが見てくれる、聞いてくれるかどうかではなく、未来の地球や人類のために、自分の信じた行動を継続するという気持ちが大切なのです。

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