パンの次には教育が、国民には最も大切なものである。
byジョルジュ・ジャック・ダントン
あなたは常に学び続けていますか?
タイトルの言葉は、フランス革命時に活躍したフランスの政治家 ジュルジュ・ジャック・ダントンの名言です。
彼は、「国の役割として食糧の確保の次に大切なのは教育である。」と述べており、人間味あふれる革命家として知られている人物です。
人間が生きていくのに最も必要なのはパン、つまり食糧です。
人間は食べなければ生きていけませんから至極当然のことです。
しかし、食べることの次に大切なのは教育であると、フランスの政治家 ダントンは断言しています。
なぜ教育が二番目に大事なのか不思議に思うかもしれませんが、よくよく考えてみると納得できます。
教育は、生きていくための基本となるものです。
例えば、字を読むことや計算をすることなどの知識がなければ、私たちは生きていくことができません。
また、病気や怪我をしたとき、医師に診てもらうわけですが、医師は高度な教育を受けたからこそ、病気や怪我を治すことができるわけです。
私たちの仕事や暮らしなどの社会生活は、それぞれの人々が様々な教育を受け、その知識を発揮できるからこそ、営めるものなのです。
学ぶことは生きていくための基本です。
日本では、様々な教育、学問を学べる環境にあります。
そのことに感謝し、大人になっても常に学び続けていこうという心構えが大切なのです。
SDGsの目標4は、「質の高い教育をみんなに」です。
世界には、現在でも小学校にも通えない子どもたちがたくさんいます。
また、文字の読み書きのできない人々も7億人以上いると言われています。
日本に住んでいると、さまざまな教育、学問を学ぶことが当たり前の環境ですが、こんな基本的な教育さえ受けることのできない人々も数多く存在するのが、今の世界の現状です。
私たちは、様々な学問をいつでも学べる環境にいることに感謝するとともに、小学校さえも行けない子どもたちが存在することも忘れてはいけません。
私たちに何ができるのか、何をすべきなのか真剣に考えなければならない時代になっています。