ことわざ

日陰の豆も時が来ればはぜる。by日本のことわざ

日陰の豆も時が来ればはぜる。
by日本のことわざ

あなたは、成長の遅れを心配していませんか?

タイトルの言葉は、日本のことわざです。
意味は、「日陰で育った豆でも、時期が来れば自然とさやからはじけ出てくるものである。」ということです。
つまり、他の人より成長が遅れていたとしても、年頃になれば一人前になるから心配はいらないということのたとえです。
このことは、子供の成長に限った話ではなく、大人の人間にも通ずる深い名言ですね。

私たちは、自分たちが周りの人々よりも成長が遅いと、大丈夫だろうかと心配になってしまいます。
それは、子供の成長の場合はもちろんのことですが、大人になってからも、自分だけが仕事が遅かったり、覚えが悪かったりすると、自分はダメな人間じゃないかと落ち込んでしまう人もいるかもしれません。

しかし、心配しないでください。
人間の能力なんてそんな単純なものではありません。
人間には生まれ持っての個性や、生まれ育った環境によるその人特有の能力というものが備わっています。
人にはそれぞれ、得意、不得意分野があるものであり、何か一つの分野について、他の人よりも能力が劣っているからといって、その人そのものの価値が劣っているわけではありません。

それに、たとえ一つのことが他の人よりも少し劣っていたとしても、それを続けていれば、誰でも人並みにできるようになるものです。
人間の能力は、複雑怪奇なものであり、人それぞれ、特有の個性が備わっているものなのです。

何が優れていて何が劣っているかなんて論議しても、あまり意味はないのです。
他の人よりも少し遅れているくらいで、心配なんてしないで、それを続けてみてください。
人並みにできるようになるはずです。
心構えとして、忘れずに意識しておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。

SDGsの目標設定や行動をする際に、他の人や組織よりも遅れていると感じることがあるかもしれませんが、そんなことを心配しないでください。
SDGsに取り組もうと意識したことそのものが素晴らしい決断であり、他の人よりも遅れたことを恥じる必要はまったくないのです。

たとえスタートが他の人よりも遅れていたとしても、SDGsの行動を地道に続けていけば、必ず目標達成に近づいていきますし、人としても成長している実感がわくことは間違いありません。
始めるのに遅すぎるということは決してないのです。

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