優秀さとは技能ではない、心構えである。
by ラルフ・マーストン
あなたにとって優秀な人とはどんな人ですか?
タイトルの言葉は、アメリカの作家 ラルフ・マーストンの言葉です。
優秀な人とは、技能が高い人のことではなく、心構えがしっかりしている人のことだと述べた深いメッセージですね。
皆様は、「優秀な人とはどんな人ですか?」と問われれば、何と答えるでしょうか?
あなたの職場にも優秀な人はいるでしょうし、近所にもいると思います。
学生時代にも、優秀な人はきっといたことでしょう。
優秀な人というと、職場で言えば、技術力や知識など、能力が高い人、仕事ができる人を優秀な人と呼ぶでしょうし、学生時代であれば、試験の点数が高い人を優秀な人と呼ぶことでしょう。
また、リーダーシップがあって、人を引っ張っていくような人や、頭の回転が早く、話し上手な人を優秀な人だと思う人もいるでしょう。
上記のような人を優秀だと思うことが決して間違いではありませんが、優秀だと言える人にはそれぞれ共通点があるのかもしれません。
アメリカの作家 ラルフ・マーストンは、「優秀さとは心構えである」と述べています。
つまり、優秀さとは、心のありよう、心構えであると断定しているのです。
技術力や知識が高いのは、その人が一生懸命に努力したからこそ、得たわけであって、生まれつき持っていたわけではありません。
試験の点数が高いのも同じで、一生懸命に頑張って勉強したからこそ、良い成績を収めることができたわけです。
つまり、その人が一生懸命に頑張り、努力するという心構えを持っていたからこそ、優秀な人と呼べる人になれたのです。
生まれつき優秀な人なんてこの世には存在しません。
人は皆、同じように生まれてきたはずです。
生まれたばかりの赤ちゃんに優秀も劣悪もありません。
その後の生き方や育て方によって能力が少しずつ変わっていくわけであって、その人に生まれつき何かの能力が備わっているわけではないのです。
優秀さとは全てが心構えといっても過言ではありません。
技術力や知識を高めるためには、相当の努力が必要であり、それを実践した人だけが優秀になれるわけで、途中でやめたり、あきらめた人が優秀な人になれるはずがないのです。
つまり、その人の心が、どう感じ、どう行動するかによって変わるのです。
生きていくうえで、決して忘れないようにしてください。
