未来を恐れるな、過去を嘆くな。
by パーシー・ビッシュ・シェリー
あなたは未来を恐れてはいませんか?
過去を嘆いてはいませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの詩人 パーシー・ビッシュ・シェリーの詩の一節です。
未来を恐れず、過去を嘆くことなく生きるべきだと述べた深いメッセージですね。
私たちは人生の中で、過去の自分の行動を振り返って嘆いてしまったり、未来の自分を想像して恐れを抱いてしまうことがありますよね。
過去を振り返ってみて、「あのとき、あんなことしなければよかった」とか、反対に、「あのとき、勇気を出してやってみればよかった」と思うことがあります。
また、「もっと努力すればよかった」とか「もっと勉強すればよかった」と思うこともあるかもしれません。
しかし、過去の自分を嘆いてみても、過ぎ去った過去のことなので、もうどうしようもありません。
過去にできなかったこと、失敗したこと、あきらめたことを嘆いているのでしたら、今、実行すればいいのです。
「今さら始めたって遅い」と思うこともあるかもしれませんが、そう思って何もしないのであれば、それも過去の出来事となって、後になって悔しい思いをすることになるのですから、すぐにでも実行すべきです。
過去を嘆くのではなく、今からでもできるという思いを持つようにしましょう。
また、自分の未来を不安に思い、恐れてしまうことも、あなたの人生にとってよくありません。
老後が心配だからと、お金を稼ぐこと、貯めることばかりを考えて、趣味や娯楽を楽しまなかったり、節約しすぎるような生活をしていたのでは、あなたは現在の人生を無駄に過ごしていることになりかねないのです。
今しかできないことはたくさんありますし、若いからこそできることはたくさんあります。
未来を恐れすぎて、今の生活を楽しまなかったり、生活をおろそかにするようでは、本末転倒です。
あなたが最も大切にしなければならないのは、未来ではなく、今です。
なぜなら、未来は何が起きるかわかりませんし、今の生活の延長線上に未来が続いていくわけですから、今を豊かに充実していかなければ、未来さえも豊かにはなり得ないからです。
過去は過去、未来は未来と割り切って、今の時間を大切に考えるようにしてください。
もちろん、未来のことなど全く考えずに、今のうちに楽をせよと述べているわけではありません。
未来に備えて努力をすることは大切ですが、未来を恐れすぎて、がんじがらめになってお金を貯めることばかり考えていたり、今を楽しめないような生活までしてはいけないということです。
私たちの人生、これからも続いていきます。
どうすれば幸福になれるのか、今、真剣に考えながら、これからも人生を楽しんで生きていきましょう。
