感謝の気持ちがあるのにそれを伝えないのは、プレゼントを包んだのにそれを渡さないのと同じ。
by ウィリアム・アーサー・ウォード
あなたは感謝の気持ちを相手に伝えていますか?
見出しの言葉は、アメリカの作家 ウィリアム・アーサー・ウォードの言葉です。
感謝の気持ちがあるのに伝えないのは意味がないことだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、誰かのお世話になったり、助けてもらったりなど、多くの人たちに支えられながら生きています。
自分が今、幸せに生きていられるのも、多くの人々のお世話や手助けがあったからこそであり、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。
あなた自身も、誰かに感謝の気持ちでいっぱいになることがあることと思いますが、きちんとその気持ちを相手に伝えているでしょうか?
もしも感謝の気持ちを伝えていないのだとすれば、せっかくプレゼントを用意したのに、それを渡さないのと同じであり、全く意味がないのです。
「言わなくても伝わっているだろう」と思うのは、あなたの身勝手な思い込みであり、感謝しているのであれば、きちんと伝えることが大切だということは意識しておきましょう。
感謝の気持ちを伝えられなかった場合、ほとんどの場合、相手はそれを気にしていないと思いますが、もしかしたら、「余計なお世話だったかしら」とあなたのことを気にしているかもしれません。
そんな誤解をさせないためにも、感謝の気持ちを相手に伝えるということは意識しておいてください。
感謝の気持ちを伝えられて怒る人など一人もいません。
あなた自身も、自分の行動で誰かが喜んでれたり、感謝の思いを伝えられれば、自分自身も嬉しい気持ちになるはずです。
感謝の気持ちを表すことは、プレゼントを渡すことと同じなのです。
常に意識しながら、これからも感謝の気持ちがあるなら相手に伝えるということを意識してください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、感謝の気持ちを持ち、相手に伝えることを意識してください。
活動ができることそのものにも感謝しましょう。
なぜなら、SDGsの活動ができるのは、あなたに心の余裕があり、幸せな生き方をしているからです。
また、SDGsは、未来の地球と人類のために、少しでも良い社会になるようにするための活動なので、この活動をしている人は、誰かに感謝されることの方が多いかもしれません。
そのときには、素直に受け入れましょう。
また、もしも感謝の気持ちを伝えられなかったとしても、落ち込んだり悲しむようなことにはならないようにしましょう。
相手は、心にゆとりがなかったり、タイミングが合わなかっただけで、感謝の気持ちがないとは限りません。
「余計なお世話だったかな」などと、気に病む必要などないのです。
私たちに必要なのは、世のため人のため社会のために、自分にできることを実践し、それを続けていくことです。
常に忘れないようにしましょう。