夢を諦めることこそが、人間にとって最も無理をしている状態なのです。
by三浦雄一郎
あなたは、自分の夢をあきらめていませんか?
タイトルの言葉は、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎氏の名言です。
いくつになっても、エベレストなどの登頂に果敢に挑戦し続けた冒険家の胸に刺さる深い名言ですね。
「夢を諦めることこそが最も無理をしている。」
この言葉を見ると、一見すると矛盾しているように見えるかもしれません。
人間は、大きな夢を果たすためには、無理をしなければならないと思いがちですが、そうではなく、夢を諦めることが無理をしていると言う三浦さんの真意はどこにあるのでしょうか?
人が夢の実現に向かって、一生懸命に努力をしているときの心境ですが、ワクワクしながら、胸の高鳴りを感じながら行動していることと思います。
もちろん、夢の実現のために困難や苦労を伴うことはあるかもしれませんが、それは決して無理をしているわけではないはずです。
むしろ、困難や苦労をどうやって乗り越えようかと考え、人によっては楽しんでいる人もいるはずです。
皆さんも、かつて、受験や大会出場のために一生懸命に頑張っているときに、無理をしているという感覚はなかったはずです。
苦労を楽しんでいたかどうかはともかく、きっと、気合を入れてまっしぐらにゴールに向かって努力していたはずです。
そして、その姿は生き生きと輝いていたはずなのです。
しかし、夢を諦めた人は、もう夢を果たすことができません。
つまり、「自分はこうなりたい」と思っていた希望が叶わなくなってしまったわけです。
夢を諦めて希望を失うことこそが、最もつらく、無理をしている状態ということにつながるわけです。
人間は、夢を諦めることよりも、夢を果たそうとする方が生き生きと輝けるのです。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、どれをとっても容易に実現可能なものではありませんが、諦めてしまったら絶対に実現不可能となります。
SDGsの目標達成に向けて、一生懸命に努力することは、未来の地球と人類にとっても良いことであるとともに、自分自身も豊かで充実した気持ちになれ、ひいては生き生きと輝けることにつながるわけです。
「夢の実現」に向けて、私たちも行動を実践、継続していきましょう。