広場へ行け、相談しろ。家へ帰れ、好きなようにやれ。
byイタリアのことわざ
あなたは、何か行動を始めるとき、人に相談していますか?
タイトルの言葉は、イタリアに伝わることわざです。
このことわざの意味は、「広場へ行って、なるべく大勢の人からの助言を求めなさい。その後は、家へ帰って自分の好きなようにしなさい」ということです。
広い視点、多くの情報を得ながら、決断は自分一人で決めなければならないという深い名言ですね。
人は、何か新しいことを始めようとするときや、見知らぬ世界へ飛び込もうとするとき、不安になってしまい、人に相談したり、多くの情報を得ようとします。
新たなことを始めるのですから、その前に多くの情報を得なければならないのは当然のことですね。
何も情報がないまま何かを始めたり、見知らぬ世界にいきなり飛び込むのは危険でもあり、挫折の一因にもなりかねません。
これは、始めるかどうか迷っている場合はもちろんのこと、始めることを決断している場合にも有効です。
例えば、「将来、医師になろう」と決断した場合にも、医学の書物を読むだけではなく、多くの医師から話を聞いたり相談したりすることは、とても励みになり、あなたの背中を押してくれるかもしれません。
もしも、多くの人に相談したり、多くの情報を得た結果、「やらない」という決断をしたとしても、それはあなたの判断で決めたことであり、あなたの責任なのです。
やる、やらない、どちらの決断をするにせよ、多くの情報を得たり、多くの人に相談をした方が、良いことは間違いありません。
決めるのは結局は自分ですが、新たなことを始める際には、多くの情報を得て、準備万端で臨んだ方が良いことを認識した上で、行動を始めていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動実践する際にも、多くの情報を得たり、多くの人に相談することが大切になってきます。
実際にSDGsの活動をしている人であれば、的確なアドバイスを聞けるかもしれませんし、自分の目標や行動の参考になることもあるはずです。
最後に決断するのはもちろん自分自身ですが、多くの人のアドバイスや情報を得ることにより、よりレベルアップしたSDGsの活動ができることは間違いないでしょう。