鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
あなたはトップに立ち、人を導いていく気構えを持っていますか?
この言葉は、古代中国の「史記」にある故事成語です。
意味は、大きな集団の下に従属しているよりも、小さな集団でもいいからトップに立った方が良いという教訓です。
鶏口とは、ニワトリの口、つまり小さな集団を例えています。牛後とは、牛の肛門のことで大きな組織の末端を意味します。
たとえ大きな集団の中にいるとしても、末端にいて配下として仕えていては、人として成長できません。いつまでも従属していてはいけないのです。
人の上に立つということは、配下の人たちを導き、責任が重くなるということです。
人は、たとえ小さな集団でも、リーダーとしてトップに立つべきであり、いつまでも末端に甘んじていてはいけないのです。