名言集

希望は失望に終わることはない。「新約聖書」より「ローマ人への手紙」

希望は失望に終わることはない。
「新約聖書」より「ローマ人への手紙」

あなたは希望を持って生きていますか?

タイトルの言葉は、新約聖書の「ローマ人への手紙」の中の一節です。
希望を持つことの意味を説いている言葉です。

「希望は失望に終わることはない」
この言葉を見て、矛盾を感じている人も多いかもしれません。
自分自身の人生を振り返ってみて、失望したことは何度もあるという反論の声がたくさん聞こえてきそうです。
たしかに「失望」は、誰もが体験していているはずです。
しかし、新約聖書では「失望」という体験をしても、それで終わりではないと断言しているのです。

理由は2つあります。
一つは、私たちは神様からの愛と平和の関係を築いているからだというものです。
つまり、失望するような出来事が起きたとしても、それは神様との愛と平和の関係が一時的に離れてしまったからであり、いずれ回復する見込みがあるから、「失望では終わらない」ということです。
二つ目は、私たちは、生きていく上で試練に打ち勝つという体験が必要だという考えです。
つまり、私たちは、人生の中で忍耐という体験が不可欠です。
もしも人生が楽しいことや嬉しいことばかりだとすれば、人の心は堕落してしまい、成長することができないのです。
だから、ときどきは失望するような体験をして、それを克服する過程が大切だということです。
つまり、「失望では終わらない」ということになるわけです。

SDGsは、2030年に向けて理想的なより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
ひとことでいうと、「希望」ということになるわけです。
私たちは、大きな希望に向かって、必ず実現するという気概を持って行動を実践していかなければなりません。
決して失望に終わることなく、希望を実現できるよう行動を継続していきましょう。

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