人間の可能性は、学習と努力とその継続がなければ何一つ実現しない。
by堀内政三
あなたは毎日、継続して学習していますか?
タイトルのお言葉は、教育者で巣鴨学園理事長の堀内政三の名言です。
人が生きていくために必要なことは、学習と努力です。
日本では、満6歳になった子は教育を義務付けられ、小学校へ通わなければいけません。
そして、学習を積み重ねていって成長していくのです。
人間が成長するためには、学ぶこと以外にはないと言っても過言ではありません。
将来、どんな職業に就こうとも、読み書き、計算など基礎的な能力がなければ、生きていくことはできないのです。
教育環境に関しては、日本は充実していますが、世界には教育を受けられない人々がたくさんいます。
ユニセフの2018年の調査では、6歳から14歳で教育を受けられない子供が世界に1億2千万人以上います。
また、文字の読み書きができない人が7億5千万人以上もいるのです。
日本ではあらゆる分野の学習が可能ですが、世界には文字の読み書きすらできない人、小学校にも通えない子供が数多く存在するのです。
学習できるということは、本当に幸福だということを実感します。
SDGsの目標4は「質の高い教育をみんなに」です。
世界中の人々が、基礎的な学習はもちろんのこと、さまざまな分野の学習を容易に受けることができる世界を創り出すことができれば、世界は変わります。
子供の教育はもとより、職業訓練、生涯学習などが充実し、人々の教育レベルが上がれば、生き抜く力が向上し、より生きやすい社会の実現が可能となるのです。
私たちにも何ができるか考えてみましょう。