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人間とは自分の不幸不運を愚痴ってばかりいる動物である。byジョージ・ギッシング

人間とは、自分の不幸不運を愚痴ってばかりいる動物である。
by ジョージ・ギッシング

あなたは、いつも愚痴を言ってはいませんか?

タイトルの言葉は、イギリスの小説家 ジョージ・ギッシングの言葉です。
私たち人間にとって、耳の痛い、反省したくなるようなメッセージですね。

私たち人間は、自分の身に不幸なことが起こったとき、不運なことが起こったとき、それを人に愚痴ってしまうことがありますよね。
自分の身に、不幸なこと、不運なことが起きたときには、恥ずかしいという気持ちになり、誰にも話したがらなくなるものと思いきや、逆に人に愚痴りたくなってしまうという人間とは不思議な生き物ですね。

しかし、よくよく考えてみると、自分の不幸な話、不運な話を愚痴ったところで何になるでしょうか?
人に愚痴ることで少しは気持ちがスッキリするという人もいるかもしれませんが、聞かされた相手にとっては迷惑以外の何物でもありません。

人はなぜ愚痴るのか?
それは、人間には自分の気持ちをわかってほしい、誰かに聞いてもらいたいという「共感」という感情があり、不幸や不運を共有したいという欲求が強いからです。
しかし、愚痴を言うことで、聞かされる相手の気持ちを考えると、あまり賢明な行動とはいえません。
愚痴を聞かされて、「こんなことまで私に話してくれた」と嬉しい気持ちになる人も中にはいるかもしれませんが、たいていの人は、うんざりしてしまうはずです。

愚痴を言うのではなく、できれば他の方法でストレス発散をして、他人には余計なことを言わない、余計な心配をかけないという言動をしたほうが、信頼性は増すはずです。

愚痴を言いたくなって人に話す前に、ちょっと立ち止まって、自分を見つめ直してみることをお勧めします。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていると、自分の思いどおりに事が運ばなかったり、協力してくれる人が現れなかったりなど、イライラして愚痴を言いたくなることがあるかもしれません。

しかし、愚痴を言ったところで何も解決しないことだけは心得ておきましょう。
愚痴を言うことで周りの人たちはどう思うのか、その影響を考えれば、愚痴を言っても何も始まらないどころか、悪影響を及ぼすことは容易に想像できるはずです。

たとえ思い通りにならず、不平不満があったとしても、自分のやるべきこと、できることを精一杯やればいいのです。
愚痴を言うことの影響を考え、自分たちの使命を果たすために何をすべきかを見極めながら、賢明な行動をしていきたいものですね。

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