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勉強で大切なことは100点とることではない。50点でもいい。次は51点を目指す

勉強で大切なことは100点をとることではなく、50点でもいい。次は51点以上を目指すという姿勢が大事。
by桑田真澄

あなたはいつも完璧を目指していませんか?

見出しの言葉は、元プロ野球選手の桑田真澄氏の名言です。
人は満点をとることを目指すのではなく、少しずつでも成長していこうという姿勢が大事だと述べた深い名言ですね。

私たちは、何かを成し遂げようとするとき、常に完璧、満点を目指そうとする傾向があります。
100点満点を取らなければダメだと思われがちです。

子供の教育においても、常に100点満点や1位を取らないと、子供を叱りつけるような親が少なからずいます。
人間は、時には勘違いや間違いを起こすものであり、調子が悪いときもあります。
常に完璧の状態でいるなんて不可能です。
子供を叱りつけている親でさえも、完璧な人間ではないはずです。
それを子供にばかり期待をかけすぎて、親の期待に添えなければ叱りつけるというのは、どう考えても理不尽で不合理です。

人間は誰かの期待に応えるために生きているわけではありませんし、完璧な人間なんていないのです。
たとえ100点満点でなくても、1位でなくてもよいのです。
次こそは、もっと良い成績を取れるように頑張ろうという気持ちを持つだけでも、人間は成長するものなのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動についても、常に完璧を目指す必要はありません。
目標達成を目指すために、気持ちを奮起させることは大切ですが、常にそれを意識し続けることは困難です。
それに、SDGsは達成が困難なものばかりであり、そう簡単には実現しません。
つまり、完璧にこなすなんて不可能なのです。

しかも私たちは、常にSDGsの行動だけを実践しているわけではなく、仕事や家庭などの日々の生活があるわけです。
毎日少しずつでも、自分のできる範囲でSDGsの目標を意識しながら、行動を始めればよいのです。

常に完璧を目指すという気持ちは、精神的にも疲れてしまい、逆にモチベーションが下がってしまう恐れもあります。
少しずつでも積み重ねていこうという気持ちが長続きするのです。

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