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人間は好き嫌いで働くものだ。論法で働くものじゃない。by夏目漱石

人間は好き嫌いで働くものだ。論法で働くものじゃない。
by夏目漱石

あなたは自分の仕事が好きですか?

タイトルの言葉は、文豪 夏目漱石の名言です。
職業とは何かを述べた深い名言ですね。

私たちは、大人になれば何らかの職業に就くわけですが、その職業に就いた理由について考えてみたことがあるでしょうか?
私たちがその職業を選んだのは、その仕事が好きだから選んだのです。
嫌いなことや苦手なことを選ぶはずがないのです。

私たちが職業を選ぶ際には、「こんな仕事をしてみたい」という気持ちを持ちつつ、仕事をしている自分を想像しながら選んでいるはずです。
「こんな仕事はしたくない」と思っている職業を選ぶはずはないのです。
職業に就いた後に、「こんなはずじゃなかった」と思って、辞めてしまう人はいますが、それはその仕事が自分が想像していたのと違い、好きではなかったということになるわけです。

周りの人が、とある職業の素晴らしさや面白さを論じたとしても、相手がその仕事に魅力を感じず、気持ちを動かされなければその職業に就くことはないのです。
つまり、理屈ではなく、好きか嫌いかの感情なのです。

職業に限らず、人は好き嫌いで物事を判断し、行動するものです。心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を設定する際にも、個人や組織の好き嫌いが反映されるものです。
自分がやるべきことを考える際にも、「やるべき」よりも「やりたい」ことを優先しがちになるものです。
しかし、SDGsの目標設定や行動は、「やりたい」ことを優先すればそれでよいのです。
なぜなら、「やるべきこと」というのは、「本当はやりたくないけどやらなければならない」という気持ちが込められているからです。
そんな気持ちでは、SDGsの行動はモチベーションが上がらず、長続きできないのです。
まずは、「やりたい」ことを目標にして、行動を開始してみましょう。
今まで見えなかった何かが見えてくるはずです。

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