一方の手で水、もう一方の手で火を運んでいる者を信じるな!
byオランダのことわざ
あなたは、どっちつかずの行動をとっていませんか?
タイトルの言葉は、オランダに伝わることわざです。
どっちつかずの二面性を持っている人を信じてはいけないという意味のことわざで、とてもユニークな表現ですね。
私たちは人生の中で、選択を迫られることが多々あります。
右に行くべきか左に行くべきかを迷ってしまい、選んだ後に後悔することも少なくありません。
また、多数決を採る際に、自分が少数派になってしまうことだってあるかもしれません。
しかし、その選択は自分自身で決めたことであり、誰かに強制されたり、誰かの意見に惑わされるようなことがあってはいけません。
人生の選択や多数決を採る際に、常に誰かの顔色をうかがったり、常に多数派になろうと目論んでいるような人を信用してはいけません。
そんな人は、自分の意志を持っておらず、他人の感情や言動に支配されてしまっているからです。
このような人物は、自分たちが不利な状況になった場合に平気で裏切ったり、逃げ出したりするかもしれません。
二面性を持つような人物、他人に支配されているような人物は信用できないことを心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
しかし、中にはSDGsそのものに懐疑的な意見を持つ人も少なからず存在します。
「SDGsなんて単なる偽善だ」とか「世界の多くの指導者たちはSDGsを意識していない」などと揶揄する意見も少なくないのです。
考えてみると、たしかにそういった面はあるかもしれませんが、地球や人類の未来を脅かすような状況が世界中で頻発していることは事実であり、それをこのまま放置するわけにはいかないのも事実です。
SDGsに懐疑的な意見を持つ人々も、危機的な世界情勢を放置すれば良いとは思っていないはずです。
私たちが何をすべきか、何ができるのかを真剣に考えてみましょう。