私が成功することができたのは、仕事場に時計がなかったおかげである。
byトーマス・エジソン
あなたはいつも時間を気にしすぎていませんか?
タイトルの言葉は、世界の発明王、アメリカのトーマス・エジソンの名言です。
仕事場に時計がなかったから成功できたとはどういうことでしょうか?
とても深い理由があるようです。
現代社会は、決められた時間という制約の中で生きています。
電車やバスのダイヤはもちろんのこと、会議の時間や相手との待ち合わせの時間など、時間に縛られて行動しているわけです。
私たちは、多くの人間関係の中で生活しているので、ある意味仕方のないことではありますが、時間に縛られているということは無駄な時間もたくさん過ごしているということになります。
移動時間はもちろんですが、指定時間の少し前に到着したり、時間潰しをしたりする、いわゆる無駄に過ごしている時間が案外多いことに気付かされます。
もしも、時間に縛られない生活ができるとすれば、私たちは自由に自分のペースで、物事に集中することができます。
時間を気にする必要がないということは、誰にも迷惑をかけることなく、自分がやるべきことに集中できるということなので、これほど有意義な時間はないのです。
私たちは、時間に縛られているから、本当の意味で集中できないわけです。
エジソンの仕事場に本当に時計がなかったかどうかは不明ですが、時間に縛られず、夢中になって仕事をしていたからこそ偉大なる発明が生まれたのだとしたら、時間を無駄にしないこと、有意義な時間を過ごすことの大切さが理解できるような気がします。
現代社会においては、時間に縛られない生活は困難かもしれませんが、時間を大切にするという意味において、自分の生活を見直してみてもいいかもしれませんね。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を意識して行動実践するということは、未来の地球と人類のために有意義な時間を使うということにつながります。
良い仕事というのは、夢中になって集中して有意義な時間を過ごすことです。
皆様も無駄な時間を少しでも減らして、有意義な時間を少しでも増やして、豊かで充実した生き方をしてください。