私は一文無しになっても悩みはしないだろう。悩んだところで、何の益もないからだ。
by ジェームズ・キャッシュ・ペニー
あなたは、何か悩みごとがありますか?
タイトルの言葉は、アメリカの実業家 ジェームズ・キャッシュ・ペニーの言葉です。
たとえ自分が一文無しになったとしても、悩んだりしない。悩んでも何の益もないからだと、悩み苦しんでいる人に勇気を与えるような力強いメッセージですね。
私たち人間には、悩みはつきものです。
一つも悩みがない、クヨクヨしたりしないという人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は、何かしらの悩みを抱えており、毎日、溜息をつきながら生活している人も多いかもしれません。
どんな悩みにせよ、悩みというのは、「こうなったらどうしよう」とか「こんなことにならなければいいのに」などと、起こってもいないことを、頭の中で想像しながらクヨクヨしている状態のことをいいます。
つまり、暗い未来を想像し、起こってもいないことを恐れている状態です。
悩みというのは、頭の中で自分が勝手に、悪い未来を想像しているだけなので、全く意味がないことを理解しましょう。
頭の中だけでクヨクヨしているくらいなら、何か解決策がないか、自分の手足を使って動き出したほうがいいのはいうまでもありません。
頭の中だけで何か考えごとをしていても、現実は何も変わらないし、何の解決にもならないのです。
だとしたら、悩むのではなく、解決策を考えるか、行動を起こすしかないわけです。
もしくは、自分では解決できないことや、自分ではどうしようもないことであれば、考えることそのものをやめることも大切な心構えです。
たとえ自分が無一文になったとしても、悩むのではなく、「さて、どうしたらいいかな」と考えて、行動を起こせば、悩んでる暇などありません。
それに、何か行動すれば、何とかなるのが人生です。
私たちにとって、「悩む」という行動は、害になることはあっても、益になることはありません。
そのことは常に理解し、あまり深刻にクヨクヨしないようにしてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、クヨクヨと深刻に悩み苦しむことのないようにしてください。
「目標達成できるかな」とか「周りの人から批判されるのではないか」などと、クヨクヨしたところで何も解決しませんし、あなたにとって得なことは何もありません。
クヨクヨするくらいなら、何も考えずに、ただひたすら行動を続けたほうがいいのです。
SDGsの活動においても、クヨクヨ悩み苦しむことのないよう、常に意識しておいてください。
