偉人、著名人

誰もが反対したとしても正しいことは正しい。誰もが賛成したとしても間違いは間違い。

誰もが反対したとしても正しいことは正しいし、誰もが賛成したとしても間違いは間違いだ。
byウィリアム・ペン

あなたは、自分の思想、信条に自信がありますか?

タイトルの言葉は、イギリスの政治家・宗教家のウィリアム・ペンの名言です。

私たち人は、それぞれ思想や信条を持って生きています。
それは、生まれ育った場所、家族や隣人、友人、周りの環境によって支配されています。

政治を例を挙げるとわかりやすいでしょう。
どの政党の誰を支持するかは、その人の家族や友人など、周りの人の影響を強く受けます。
どちらの主張が正しいかを決めているのは、主張の内容うんぬんではなく、「この政党の主張は正しい」「この人の言うことは正しい」と、単なる思い込みに過ぎないことがあるのです。
本来であれば、主張の内容を冷静に分析し、他の政党の主張にも耳を傾けて判断すべきであるにもかかわらず、政党や名前だけで判断してしまうことが人間の心理として大いにあるわけです。

また、多数派の意見だから正しいとは限らないことは、過去の歴史を見ても明らかです。
もしも多数派が常に正しければ、戦争やテロは起きないはずです。
自分の考える常識が、もしかしたら非常識かもしれないという意識が必要なのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsには、地球規模で起きている様々な課題が挙げられていますが、これらは現代および過去の人類が犯した過ちそのものです。
正しいと思ってやってきたことが間違いだったことの証でもあるのです。
SDGsは、いわば常識をもう一度見つめ直し、より良い世界を創造していくための道しるべとも言えるのです。

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