偉人、著名人

嫌なことが一つ起こったら、その後、三つポジティブなことを思い浮かべましょう。

嫌なことが一つ起こったら、その後、三つポジティブなことを思い浮かべましょう。
by 海原純子

あなたは自分に嫌なことが起こったとき、どんな行動をしますか?

タイトルの言葉は、心療内科医でエッセイストとしても活躍している海原純子氏の言葉です。
嫌なことが起こったら、三つポジティブなことを考えようと述べた深いメッセージですね。

私たちの人生、生きていればいろんなことが起こるわけですが、嫌な出来事も数多く起こりますよね。
自分の身に好ましくない出来事、つらい出来事が起きたとき、人はどんなことを考えてしまうでしょうか?
おそらく、一つの嫌な出来事に対して、もっと嫌なことが起きるのではないか、他にも嫌なことが起きるのではないかと、連鎖反応のように続けて嫌なことを思い浮かべてしまいますよね。

例えば、仕事で失敗してみんなに迷惑をかけてしまったとき、「仕事の失敗」は一つの嫌な出来事ですが、その後に、「みんなから嫌われるのではないか?」とか「弁償させられるのではないか?」、「解雇されるのではないか?」などと、嫌なことを連鎖的に思い浮かべてしまう人が多いことと思います。

心療内科医の海原純子先生は、一つの嫌な出来事が起こったら、三つポジティブなことを思い浮かべなさいと述べています。
嫌なことが起こって、心が落ち込んでいるときに、ポジティブなことを考えようとは、私たちにとってなかなか難しいことかもしれませんが、そのように意識すれば、少しは心が軽くなるはずだというのです。

仕事で失敗したときも、「誰でも失敗することはある」とか「この程度で済んでよかった」と思い込むことで、少しは楽になれると思います。
また、「美味しいものを食べに行こう」とか「ゆっくり風呂に入ろう」などと、全く無関係のポジティブなことを思い浮かべても良いと思います。

起きてしまったことは、もうどうしようもないことなので、気持ちを切り替えるしかないのです。
もちろん、自分自身、反省する気持ちは忘れてはいけませんが、いつまでも長期に渡って、ネガティブなことばかり考えていても、事態は進展しないのです。
人生なんて、なるようにしかならないのですから。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていても、嫌な出来事が起こることがあると思います。
自分にとって不都合なこと、好ましくない出来事が起こったとしても、「何とかなる」と気持ちを切り替えて、前へ向かって突き進んでいくしかないのです。

私たちにとって必要なことは、ネガティブなことをいつまでも引きずらないという気持ちなのかもしれませんね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で