誰かのために明かりに火を灯せば、その光はあなたの道も明るく照らすことでしょう。
by ブッダ
あなたは、誰かを幸せにしようと行動していますか?
タイトルの言葉は、仏教の始祖 ブッダの教えの一つです。
誰かのために明かりに火を灯そうとすれば、それは自分自身の道をも明るく照らしてくれるものだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、自分のために行動することもありますが、誰か他の人のために行動することも多々ありますよね。
誰かが困っていたら、優しい言葉をかけてあげたり、手助けをしてあげたり、親切にしてあげることがあります。
また、私たちが職業に就いて仕事をするのは、自分が稼ぐためでもあるかもしれませんが、世のため人のため社会のために働いているはずです。
私たちが誰かの幸せのため、誰かを喜ばそうとする行動をするのは、他人のためだけではないのです。
誰かのために明かりを灯してあげようとする行為は、回り回って自分の道を明るく照らしてくれることになるのです。
日本のことわざにも、「情けは人のためならず」という言葉がありますが、誰かのための行動は、必ず自分自身にも返ってくるのです。
例えば、あなたが誰かに向かって怒りの感情をぶつけたとしたら、相手からも怒りの感情が返ってきますし、優しい言葉をかけてあげれば、優しい気持ちが返ってくるはずです。
自分の気持ちや行動というのは、そのまま自分に返ってくるというわけです。
したがって、誰かのために明かりを灯せば、自分の道も明るく照らしてくれるというブッダの教えも納得できる教訓です。
私たちも常にそんな意識を持ちながら、今後も生きていきたいものですね。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動というのは、自分のためではなく、誰かのために明かりを灯していく活動と言えます。
地球と人類の未来を考え、少しでもより良い社会にしていこうとする行動なので、世のため人のため社会のための行動、つまり社会貢献ということになります。
こうして誰かのために社会貢献活動できるということは、やがて自分自身の道も明るく照らしてくれることにつながるはずです。
活動を通じて得た知識や、人との絆は、かけがえのない宝となるかもしれません。
SDGsの活動をすることで、社会貢献に資するのみならず、自分自身の成長と幸せにもつながっていくのですね。
