目から鱗(うろこ)が落ちる。
by日本のことわざ
あなたは、新たな発見や知識を得ていますか?
タイトルの言葉は、日本のことわざです。
意味は、「今までわからなかったことが、急にわかるようになる」ことです。
私たちが本を読んだり、人の話を聞いたときに、「なるほど、そうなんだ」と急に納得できることがあります。
そんなときに、「目から鱗が落ちた」などと表現するのです。
私たちの人生は、毎日が新たな発見の連続です。
毎日、同じような日々を過ごしていると思っている人も、よくよく考えてみると、全く同じ日というのはないのです。
同じように見えていても、天気や風景はもとより、会う人、交わす言葉、行動など、同じように見えていても、必ず昨日とは異なるはずです。
そして、人から聞いた言葉や、見たモノによって新たな発見があり、自分の心が変わることだってあるのです。
例えば、人から聞いた言葉によって関心を寄せ、趣味を始める人もいますし、偶然、街のポスターや看板を見て、新たな行動を始めるきっかけになる人もいます。
つまり、私たちは、日々新たな発見をしているのであり、日々進化しているとも言えるのです。
もしも、「目から鱗が落ちる」経験をほとんどしていないという人は、少し視野を広げて、周りの風景を見たり、人の話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
突然、降って湧いたように、何か新たな発見があり、豊かで充実したモノが見つかるかもしれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちが、SDGsの目標を意識したとき、おのずと世界情勢やグローバルな課題を知ることとなります。
このことによって、目から鱗が落ちるように新たな発見や感情が浮かび上がり、今後の人生に大きく影響を与えることになるかもしれません。
これまでのような生き方や考え方では、未来の地球や人類に良いとは言えず、行動を改善しなければなりません。
そのきっかけに、SDGsはなりえるわけですが、世界中のもっと多くの人々がSDGsを意識し、行動実践できれば、本当に世界が変わることを私たちは思い知ることが大切なのです。