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答えが言い表し得ないなら、問いを言い表し得ない。問いが言い表し得るのならば・

答えが言い表し得ないなら、問いを言い表し得ない。問いが言い表し得るのならば、答えも言い表し得よう
by ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

あなたは、答えに窮するとき、どうしていますか?

見出しの言葉は、イギリスの哲学者 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの言葉です。
答えが言い表し得ないときには、問いを言い表し得れば、答えを言い表し得るだろうと述べた深いメッセージですね。

私たちは、人と人とのコミュニケーションの中で、相手に質問を投げかけたり、答えを求めることがあります。逆もまた然りです。
そのとき、自分が発した質問に対して、相手が答えに窮してしまったり、知りたかった答えが返ってこなかったりすることがありますよね。
反対に、誰かから自分に質問されて、自分自身がどう答えていいのか困惑してしまったり、答えたにも関わらず、相手がその答えに不満を覚えてしまうこともよくあります。

なぜそのようなことが起こるのか?
それは、質問する側の人間の、質問の仕方に問題がある場合が多いと思います。
相手に聞きたかったことを聞いたにも関わらず、相手はそれに的確に答えてくれなかったということは、常識的に考えても、質問者に責任がありますよね。
そのため、質問者が質問の仕方、言い方を変え、答える側が答えやすいように聞き直す工夫が必要ということになるわけです。
相手が的確な答えをしてくれなかったといって、同じ質問を繰り返したり、相手に怒りを覚えて非難したとしても、相手の反応はおそらく同じことになるでしょう。

答える側が、本当に答えたくない場合や、知識が乏しい場合であっても、的確な答えが返ってこない可能性が高いわけですが、いずれにしても、欲しい答えが返ってこないのは、答える側には責任はなく、質問者に問題がある場合が多いのは間違いない事実です。

たとえ的確な答えが返ってこなかったとしても、相手に腹を立てるような言動は厳に慎みましょう。
あなたの人間性が疑われてしまいますよ。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

企業・団体等でSDGsの目標設定をする際に、Web上で目標を公表する場合が多いことと思いますが、その際にはだれが見ても理解しやすく、わかりやすい表現で表すことが重要になります。
できれば、小学生の高学年程度の子でも理解できるような表現であることがベストです。

Webは、世界中のだれもが見ることのできる情報源であり、多くの人に閲覧してもらうことが目的です。
書いてある内容が専門用語ばかりで、素人が見ても何も理解できない内容であれば、はっきり言って無意味であることは間違いありません。
SDGsは、世界共通の行動目標であることから、深く興味を持っている人が大勢います。
Web上のその目標を見た人が、見ても理解されにくい内容であれば、せっかく公表していても、意味はないのです。

できれば、子供が読んでも理解できるようなSDGsの目標を公表できるように努めてください。

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