「私を信用、信頼してください」と言うなら、行動や態度で示すこと。それ以外にはない。
by 朝倉千恵子
あなたは自分自身を信用できる人と胸を張って言えますか?
見出しの言葉は、社会人への教育コンサルタントとして活躍している作家 朝倉千恵子氏の言葉です。
自分を信用、信頼してもらおうと思ったら、言葉ではなく、行動や態度で示すことが大事だと述べた深いメッセージですね。
私たち人間社会においては、信頼関係が最も重要であることは間違いありません。
日常生活においても、社会生活においても、私たちは周りの人々を信用、信頼して生きていますよね。
私たちは、モノを購入したり、仕事を依頼するときには、人やお店を選択するわけですが、あなたはどんな基準で人や店を選んでいますか?
複数の選択肢がある場合には、どちらが信用できるかを自分なりに見極めて、どちらかを選ぶことが多いはずです。
反対に、社会人として、自分に仕事を任せてもらうように、相手にお願いする場合もあります。
相手に対して、「私(ども)を信用してお任せください」と胸を張って相手に伝え、仕事を請け負うことができれば、社会人としては最高の喜びとなるはずです。
ではどうすれば、相手に自分を信頼してもらえるのでしょうか?
「私を信用してください」と言葉でどんなに熱心に伝えたとしても、実績がなかったり、行動や態度が伴わなければ、きっと相手の心には届かず、きっと信用してもらえることは少ないことでしょう。
なぜなら、言葉だけで信用されるのであれば、口のうまい人は皆、信用できる人間ということになってしまいます。
世の中には、詐欺やハッタリで、悪どいことをする人間がたくさんいるわけですから、言葉だけで信用されるのであれば、世の中は詐欺師だらけになってしまいますからね。
本当に信用できる人間とは、言葉ではなく、日頃の行動や態度に現れる人間ということになります。
私たちとしては、口先だけではなく、日頃の行動や態度を、誠実に真面目に生きることが大切になりますし、相手を見る場合にも、必要になるのです。
常に意識しておきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、言葉ではなく、行動や態度で示すことが重要になります。
どんなに言葉で立派なことを言っても、行動が伴わなかったり、不誠実な態度をとっていたのでは、誰もその人を信用できません。
単なる「口先だけの人間」ということになってしまいます。
それに、SDGsは、具体的な行動をしなければ何も変わらないことは言うまでもありません。
頭で考えたり、言葉で言うだけなら誰でもできますし、社会は何も変わりません。
常に行動や態度で示すことが大事だと言うことを意識しながら、今後も活動を続けていきましょう。