変化はリスクを伴いますが、今の時代、変化しない方がリスクが高い。
by 鈴木敏文
あなたは時代の変化に対応していますか?
タイトルの言葉は、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の鈴木敏文氏の名言です。
現代社会は、時代の変化が激しいと言われていますが、その変化に対応しない方がリスクが高いのだと述べた深い名言ですね。
あなたは、自分自身変わりたい、変わらなければならないと考えたことはありますか?
生きていれば、いろんな出来事があり、いろんな発見があり、自分の長所、短所などをどう活かし、どう改善していこうかと考えることは、人間誰しも経験することと思います。
これまでの生き方や行動を変えるというのは、リスクを伴いますよね。
これまでのやり方、生き方は、今までおそらく正しいと信じて行動してきたわけですし、慣れ親しんできた行動とも言えるわけで、それを変えるというのは勇気が要ることかもしれません。
過去の自分を否定するような気持ちにもなりえます。
しかし、時代は刻々と変化しています。
今は誰もがスマートフォンを持っており、電車の中や街なかではみんながスマートフォンの画面を見ている風景が見られるわけですが、十数年前までは、スマートフォンすらありませんでした。
十数年前に、こんな時代になるなんて誰が想像できたでしょうか?
もしも今の時代に、「スマートフォンなんて要らない」と主張する人がいたら、変わり者扱いされるだけで、だれもその人を尊重、信頼してくれないでしょう。
つまり、今の時代、変化することよりも変化しないことの方がリスクが高いわけです。
流行には乗りたくないと言う人が、ときどきいますが、今の時代にはあまり受け入れらないでしょう。
変化に対応しながら生きていくことが、これからの時代は求められるのです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、時代の変化に対応していこうとする、まさに象徴的な活動とも言えます。
SDGsは、過去の人類が犯した過ちを改善していこうとするものなので、まさに時代の変化に対応していこうとする活動そのものと言えるのです。
SDGsの目標の中には、イノベーション、つまり技術革新を大いに推奨していますし、対立ではなく協調、パートナーシップを推進しているわけであり、かつてのような競争、ライバル、勝負と言った社会を求めてはいません。
これからの時代は、ますます社会の変化が激しくなっていき、10年後の世界はどうなっているのか、誰も想像できないのです。
私たちも、時代の変化に常にアンテナを張り、時代に即応できるように生きていきたいものですね。