人が何を飲んでいようと、どんなタバコを吸っていようと、そんなことどうだっていいだろう。
by ボブ・ディラン
あなたは他人の言動に対して文句を言ったり、批判してはいませんか?
見出しの言葉は、アメリカのミュージシャン ボブ・ディランの言葉です。
他人の行動の口出しをすることの愚かさを述べた深い名言ですね。
私たちの人生、生きていればいろんな人と出会い、お付き合いをするわけですが、中には自分とは異なる考えを持っている人や行動を取る人がいます。
例えば、酒をたくさん飲む人やタバコをたくさん吸う人がいるわけですが、そんな人に対して、「もうお酒はやめなさい」とか「タバコは控えた方がいい」などと口出しするのはナンセンスです。
自分が酒を飲まない、タバコを吸わないからと言って、他人にそれを押し付けようとするのは全くの無意味です。
相手は、違法なことをしているわけではなく、好きで酒を飲んでおり、好きでタバコを吸っているのです。
身体に良くないことだからと言って、それをやめろと強制することは誰にもできないのです。
相手が子供ならいざ知らず、大人の人間に対して、「それは良くないからやめなさい」などとは、余程のことがない限り、言うべきではないのです。
私たちの人生は、自分自身の責任で、自分の判断で生きているわけであり、他人の言動に対していちいち文句を言ったり、批判するようなことは避けるべきなのです。
あなた自身も、自分の行動を他人から文句を言われたら嫌な気分になるはずです。
「自分は好きでやっているのだから放っておいてくれ」という気持ちになるはずです。
それは相手も同じなのです。
他人の言動を批判してはいけない。
常に心構えとして忘れないようにしましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしている人はもちろんのことですが、SDGsに関心のない人に対して、文句を言ったり、批判することは決して良いことではありません。
人間は自分の信念に基づいて行動をしているわけであり、自分の考えや行動を他人からとやかく言われる筋合いはないのです。
SDGsの活動を共にやりましょうと誘いかけることはもちろん良いことですが、断られたからと言って批判したり、がっかりするような態度をとることはよくありません。
人間は自分の考えや信念を持っており、心を変えることは容易なことではないのです。
それよりも、自分が何をするべきか、何ができるかを考えて行動することのほうが重要です。
心構えとして忘れないようにしましょう。