偉人、著名人

苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。

苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である。
by 山本五十六

あなたは、つらいとき、腹の立つとき、泣きたいとき、どうしていますか?

見出しの言葉は、太平洋戦争で活躍した海軍軍人 山本五十六の言葉です。
男はベラベラとしゃべりすぎてはいけない。
特に、苦しいときや泣きたいとき、腹の立つときなど、ネガティブになるような言葉は決して口に出してはいけないと述べた現代社会の男たちに届けたいメッセージですね。

私たちの人生、生きていればいろんなことがありますよね。
苦しいとき、腹の立つとき、理不尽な思いをするとき、不平不満など、挙げればキリがありません。
そんなネガティブな気持ちになったとき、皆様はどんな行動をとりますか?
誰かに自分の気持ちを打ち明けて、スッキリしたい気持ちになりたいと思うかもしれませんが、ここはじっと我慢することを意識してみてください。
胸にたまった気持ちを吐き出したいという気持ちはもちろん理解できますが、それを吐き出したところで、本当にスッキリするでしょうか?

気持ちを吐き出すということは、それを聞いている相手がいるということです。
あなたの口から出てくる不満や怒り、苦しみを聞かされて、相手は良い気持ちになれるでしょうか?
それに、あなた自身も、ネガティブな言葉ばかり発しているので、脳がそれに反応し、気持ちがますます悪化していくことにもなりかねません。

ましてや、怒りや苦しみの感情ををモノに当たって壊してしまったり、誰かを傷つけるような真似をするのはもってのほかです。

世の中は自分の思いどおりにならないのが普通であり、不平不満を口に出したところで、何の解決にもならないのです。
じっと我慢して耐えれば、時が解決してくれることもあります。
男女にかかわらず、ネガティブな言葉を口に出すことはみっともないことだということを決して忘れないようにしてください。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていると、不満や腹の立つこと、泣きたいこともあるかもしれません。
SDGsは、未来の地球と人類のために、少しでも良い社会に改善していこうとする目標であり、困難な課題に挑戦しているわけなので、容易に実現できるものではありません。
自分たちの思い通りにならないことは想定内なのです。

不満や怒り、つらいことがあったとしても、決して投げやりになったり、誰かにぶつけるようなことはやめてください。
誰かに不平不満をぶつけたところで、何の解決にもならないばかりか、相手を傷つけてしまいます。
本当につらい時には、活動から少し離れてみるのもいいかもしれません。
時が解決してくれることもきっとあるはずですから。

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