口のきけない動物や草木に、じっと心をかたむけるといい。話せなくても、気持ちは通じるものよ。
by フジ子・ヘミング
あなたは、動物や植物に話しかけたことはありますか?
見出しの言葉は、ピアニスト フジ子・ヘミングの言葉です。
口のきけない動物や草木に心を傾けると、気持ちは通じるものだと述べた深いメッセージですね。
言葉を話せるのは、数ある生き物の中で人間だけですが、他の動物や植物も、私たちと同じ地球で生きているかけがえのない仲間であることは間違いありません。
動物には心があり、感情や意思があることは当然のことですが、植物にも、もしかしたら心があるのかもしれません。
家庭で花や木を育てている人は多いことと思いますが、心を込めて愛情を注いで育てていけば、植物もそれに応えて、きれいな花を咲かせてくれるということはよくある話ですよね。
また、ペットを飼っている人であれば、動物の仕草や表情に癒されて、元気になれたという経験は誰もがあることと思います。
私たちがもし心が疲れたとき、つらい状況になったとき、悲しい思いをしたときには、動物や植物に心を傾けてみるのも良いと思います。
動物の目をじっと見つめたり、小さな花を見つめているだけで、心が癒されていき、元気を取り戻すことができるかもしれません。
動物も植物も、同じ地球で生きている仲間であると同時に、私たちと同様、必死になって生きているのです。
したがって、心が通じ合うことがあったとしても、何も不思議なことではないのです。
私たちの社会は、人間との付き合いが基本であることは間違いありませんが、ときには動物や植物と心を通わせ、会話をするような気持ちで寄り添ってみるのも、あなたの人生にとって素敵な時間となるかもしれません。
ぜひ試してみてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsには、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15には「陸の豊かさも守ろう」という目標が掲げられており、地球上全ての生き物を大切にすることが目標として掲げられています。
人間にとって持続可能な社会になるだけではなく、全ての動物、植物にとってより良い環境を守っていくことが、私たち人間に求められている使命と言えます。
地球にとって悪い環境を作り出しているのは、紛れもなく人間だけであり、他の生き物たちはその悪影響を受けているだけで、何の罪もありません。
こんな罪作りな人間は、他の生き物を守るためにも、地球環境を守り、良くしていく必要があるというわけです。
私たちが何をすべきか、何ができるのかを改めて考えてみたいものですね。