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きれいな言葉はきれいな心、やさしい言葉はやさしい心。by 北原白秋

きれいな言葉はきれいな心、やさしい言葉はやさしい心。
by 北原白秋

あなたは普段、どんな言葉を使っていますか?

タイトルの言葉は、詩人で童話作家でもある北原白秋の言葉です。
言葉は、心を写しているのだと述べた深いメッセージですね。

私たち人は、普段から言葉を使って生きているわけですが、人によって言葉の使い方、言い方は異なりますよね。
その人の言っている言葉を聞けば、その人の心情、人間性がすべて現れると言っても過言ではありません。

例えば、普段から人に対して、やさしい言葉、思いやりのある言葉を使っている人は、優しくて思いやりのある人に違いありません。
やさしい言葉、思いやりのある言葉を使っている人が、その裏では人をいじめたり、悪口を言っているなどということはありえないのです。

反対に、普段から人の悪口を言ったり、汚い言葉を発している人の中で、優しくて思いやりのある人はいません。
言葉は、その人の心を映す鏡なのです。

言葉と心の状態を巧みに活用しているのが、詐欺師です。
詐欺師は、ターゲットにした人に対して、優しくて思いやりのある言葉を巧みに使ってその人を騙し、金品を奪ったり傷つけたりするのです。

もちろん、詐欺師が優しくて思いやりのある人だと言っているわけではありません。
詐欺師は、ターゲットにする人に対してのみ、やさしい言葉を使っているだけであり、普段は汚くて悪い言葉を使っているに違いないからです。
つまり、短時間では、その人の心はわからないのです。

普段から優しい言葉、きれいな言葉を使って生きている人は、やさしくてきれいな心を持っている人に違いありません。
つまり、普段からその人の言動をよく見ていなければ、その人の本当の心はわからないということです。
ということは、自分自身が普段、どんな言葉を使うかによって自分の人生そのものが変わるのです。
あなたは今までどんな言葉を使ってきましたか?
そして、これから先、どんな言葉を使いますか?

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をする際にも、言葉の使い方に気をつけたほうがいいかもしれません。
普段から不平不満や人を批判するような言葉を多く使っている人は、周りの人からはおそらく信頼されていないことでしょう。
言葉はその人の心を映す鏡であり、不平不満ばかりを言う人は、心の状態が常に不安定であることが容易に想像できるからです。

真面目で誠実な人は、普段使っている言葉も、きっと常にやさしくてきれいな言葉を使っているはずです。
そんな人こそ、みんなに尊敬され、信頼されるのです。

SDGsの活動に限った話ではありませんが、私たちが普段使っている言葉が、その人の人格そのものです。
私たち自身、日常生活においても気をつけたいものですね。

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