ことわざ

味噌に入れた塩はよそへは行かぬ。by日本のことわざ

味噌に入れた塩はよそへは行かぬ。
by日本のことわざ

あなたは人に親切にしていますか?

タイトルの言葉は、日本に伝わることわざです。
意味は、「味噌を作るときに加えた塩は、他の成分と混ざって見えなくなってしまうが、味を調えるのには欠かせないものである」ことから、他人のために手助けしたことは、その場では無駄なことのように思えても、後になってみると、結局は自分のためになっているものであるという教訓です。
「情けは人の為ならず」ということわざがありますが、それと同じような意味のことわざですね。

私たちは人生の中で、他人の手助けをしたり、優しくしたりすることが何度もあるわけですが、その優しさが報われずに無駄に思えたり、親切のつもりが反対に相手から反感を買ってしまうこともあります。
もしも自分がそんな目にあったときには、とても悲しい気持ちになり、落ち込んでしまうかもしれませんね。

しかし、他人に親切にしたあなたの行動は、決して無駄にはなっていません。
その場では無駄に感じたとしても、後になって相手にその真意が伝わり、感謝される可能性もあります。
また、相手に親切が伝わらなかったとしても、周りであなたの行動を見ている人がたくさんいるはずです。
つまり、あなたの優しい気持ちは、周りの人々に少なからず影響を与えているのです。

それに、優しさや愛情は、人に与えれば与えるほど、どんどん増えていき、めぐりめぐっていずれあなたのもとに返ってくるのです。
そしてそれがあなたの人としての成長につながり、人格形成と今後の人生に大きな影響を与えることは間違いありません。
あなたの持っている優しさは、決して無駄ではなく、あなたの心に蓄積されていきます。
これからもずっと、人に優しくしてあげてください。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの行動実践は、未来の地球と人類のために、より良い社会を創ろうとする活動です。
つまり、誰かの幸せのため、誰かを喜ばせるための社会貢献活動と言えるのです。

そのため、自分たちの行動が無駄だと感じたり、何の役にも立っていないのではないかと虚しく感じてしまうこともあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

あなたのその優しさは、目には見えなくとも、周りの人々に確実に届いていますし、大きな影響を与えていることは間違いありません。
そして、それがいつの日か必ず実感するときが来ます。
それを信じて、これからもSDGsの活動を続けていきましょう。

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