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人生あまり難しく考えなさんな。暗かったら窓を開けろ。光がさしてくる。

人生あまり難しく考えなさんな。暗かったら窓を開けろ。光がさしてくる。
by中村天風

あなたは、自分の人生、難しく考えすぎていませんか?

タイトルの言葉は、思想家 中村天風氏の名言です。
人生を生きるのに、あまり難しく考えすぎるなと述べた深い名言ですね。

私たちの人生、生きていればいろんな出来事が起きます。
良い出来事も悪い出来事も、楽しいことも悲しいことも、いろんなことが日々起きるわけです。

特に自分の力では困難だと思われるような出来事に遭ったとき、私たちは頭を抱えてしまい、どうやって解決しようか悩み苦しんでしまうことがあります。

しかし、そんなときこそ難しく考えるのではなく、時の流れや誰かの意見に任せてみればよいのです。
暗いときには窓を開ける、雨が降れば傘をさす、という具合に単純に物事を考えれば、おのずと解決策は見えてくるはずです。

「物事はそう単純ではない」という声が聞こえてきそうですが、私たちの人生は、やるかやらないかの選択の連続なのです。
何を行動し、何を行動しなかったかによって人生は決まってしまうのです。

それに、どんなに困難だと思われる問題でも、何をやるべきかの答えは、皆わかっているはずであり、それを積極的に行動するかどうかがその人の真価が問われるということなのです。

つまり、物事を難しく考える人は、何をやるべきかの答えはわかっているのに、それをやりたくないという気持ちが強く、その言い訳をしているだけに過ぎないのです。

物事なんてやるかやらないかの二択です。
そして、自分でも答えはわかっているはずです。
物事を難しく考えるのはやめて、やるべきことを続けていくという決断をするようにしましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標設定や行動実践の際にも、物事を複雑に考えてしまう人がいます。
しかし、SDGsのそれぞれの目標を見てみると、人間が幸福になるために必要な当たり前な要素がふんだんに盛り込まれていることに気付くはずです。

例えば、目標1の「貧困をなくそう」ですが、貧富の差のない社会、貧しい人々がいない社会が人間にとって幸福であることは、紛れもない事実です。
こんなことは誰もが理解できることですし、誰もが理想とする社会であるはずです。
しかし、それを実現できないのは、人々がその解決を複雑に難しく考えているからに他なりません。

SDGsの目標達成に必要なのは、物事を単純に捉えて、柔軟な心で行動することなのかもしれませんね。

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